アイザイア・トーマス、キャブスデビュー戦で17得点
約7カ月間のリハビリを経て、ついにアイザイア・トーマスが復活した。
オフシーズンにボストン・セルティックスからクリーブランド・キャバリアーズへとトレード移籍したトーマスは、現地2日にクイッケン・ローンズ・アリーナで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦で待望のキャブスデビュー。ベンチから19分の出場と、プレイタイムに制限があったものの、長期離脱後の復帰戦とは思えない好パフォーマンスで、キャブスの勝利に大貢献した。
出場から最初のスリー2本に失敗したトーマスだったが、第1Q残り1分10秒にエルボーからのジャンプショットでキャブスとしての初得点を決めると、続くポゼッションではカウントワンスローのレイアップをねじ込んで3点プレイに成功。さらに第4Q序盤には、シュートとアシストから7-0のランを指揮して、キャブスに一気に流れを引き寄せるセカンドユニットの起爆剤となり、最終的に17得点、3アシストをマークした。
トーマスは試合後、「ここまで良いプレイができるとは思っていなかった」と復帰戦でのパフォーマンスを振り返り、さらにチェックインする際に受けた大歓声については、「特別な瞬間だった」と新天地で受け入れられた喜びを語った。
「まだ1試合もプレイしたことがなかったのに、まるでここ(クリーブランド)に数年いて、このチームと一緒にファイナルを戦ってきたような気持ちにさせてくれた」
https://twitter.com/isaiahthomas/status/948421917727444993
「ありがとう、クリーブランド!とても特別な夜になった。僕が試合にチェックインした時に声援を送ってくれたみんなのおかげだ。今夜のことは決して忘れない。この調子で積み重ねていこう。まだ始まったばかりだ!」
– アイザイア・トーマス
127-110で勝利したキャブス(25勝12敗)はトーマスの他、レブロン・ジェイムスが24得点、ケビン・ラブが19得点を記録している。
次にキャブスは、現地3日にガーデンでボストン・セルティックスと対戦。トーマスにとって初の古巣凱旋となるが、バック・トゥ・バックのため、トーマスは欠場する予定で、セルティックスに対してトリビュートビデオなどを上映しないよう予めリクエストを出したという。
敗れたブレイザーズ(19勝18敗)は、2週間の負傷離脱から復帰したデイミアン・リラードが25得点、ユスフ・ヌルキッチが23得点をあげた。
ボックススコア:「NBA」