チームUSA2021が東京オリンピックロスターの背番号を発表
オリンピック4連覇、そして2019年FIBAワールドカップのリベンジに向けて本格始動したバスケットボール男子アメリカ代表チーム。グレッグ・ポポビッチHCの指揮の下、ロスターにはケビン・デュラントらデイミアン・リラードらNBAオールスターたちが多数参加しており、優勝大本命間違いなしの最強メンバーで東京五輪に臨む。
現在チームUSAは、ラスベガスでトレーニングキャンプを開催中。キャンプに先駆け、代表選手たちの背番号が発表された。
- ブラッドリー・ビール
- ザック・ラビーン
- デイミアン・リラード
- ケビン・デュラント
- クリス・ミドルトン
- ジェレミー・グラント
- ジェイソン・テイタム
- ケビン・ラブ
- ドリュー・ホリデー
- バム・アデバヨ
- ドレイモンド・グリーン
- デビン・ブッカー
チームUSA2021のエースであるケビン・デュラントは、2016年のリオ五輪で着用した「5番」から、現在ブルックリン・ネッツで着用しているのと同じ「7番」へと変更。デュラントは去年、ネッツ移籍に際して背番号をOKC/ウォリアーズ時代の35番から7番に変えた理由について、「新しいことを試したかった。それから、コービーやマイケル、レブロンといった僕の憧れのスーパースターたちが2つの背番号で活躍したから」と説明している。
コービーの10番
またセルティックスのジェイソン・テイタムは、東京五輪で10番を着用することが決定。「10番」は、2008年北京五輪と2012年ロンドン五輪で故コービー・ブライアントが着用した背番号だ。
テイタムは五輪の大舞台でコービーの10番を背負うことについて、「コービーが亡くなってから今回が最初のオリンピック。10番はこれまでよりも重みのある背番号になる。僕はそのことを真剣に受け止めている」とコメント。
チームUSAのセンターに選ばれたヒートのバム・アデバヨは、「JT(テイタム)が憧れていた選手の背番号を着用できるのは喜ばしいこと。10番を背負うことで『マンバメンタリティ』を発揮するはずだ」とテイタムの10番を喜んだ。
▼アメリカ代表のトレーニングキャンプ風景
チームUSAは、現地7月10日から18日にかけてアルゼンチンやオーストラリアらと計5試合のエキシビションマッチを対戦。東京オリンピックでは、7月25日にフランス代表とグループステージ初戦を戦う。
なお代表選手12人中、デビン・ブッカー、クリス・ミドルトン、ドリュー・ホリデーの3人は、現在NBAファイナルに参戦中だ。
参考記事:「NBA」