【GSW-UTA第1戦】ウォリアーズが106-94で快勝
現地2日にオラクルアリーナで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対ユタ・ジャズのカンファレンスセミファイナル第1戦は、ウォリアーズが終始ゲームをコントロールして106-94で勝利。スリー成功率24.1%とアウトサイドショットの調子が上がらなかったものの、ターンオーバーをわずか7つに抑えつつ、ファーストブレイク得点やフリースローで大きく差をつけ、今季プレーオフ無敗を維持した。
▼スターター5選手が合計81得点
ティップオフから9-0のランで好スタートを切ったこの日のウォリアーズは、試合を通して1度もジャズにリードを譲ることなく、第2Q終盤には16点リードを奪取。後半に入ってから何度かジャズに一桁点差まで迫られたが、その度にショットを続けて決めて主導権をキープすると、11点リードで迎えた第4Q開始から10連続得点をあげて勝利を決めた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
UTA | 21 | 25 | 27 | 21 | 94 |
GSW | 27 | 31 | 26 | 22 | 106 |
ウォリアーズは、ステフィン・カリーが11本中7本のフィールドゴールを成功させてゲームハイの22得点をマーク。ドレイモンド・グリーンとケビン・デュラントはそれぞれ17得点をあげつつ守備でも活躍し、他にはクレイ・トンプソンが15得点、ザザ・パチュリアが10得点を記録した。
▼センターがカリーにスイッチするのは危険
ジャズは、ルディ・ゴベールがチームハイ13得点/8リバウンド、ゴードン・ヘイワードとロドニー・フッドがそれぞれ12得点をマーク。特に前半はいい形でショットを打たせてもらえず、ターンオーバーやタフショットからトランジションで失点するというパターンに陥り、ウォリアーズにペースを握られた。
ジャズにとっては、今後どのようにウォリアーズのスイッチディフェンスを攻略するかが課題となる。クリッパーズとのシリーズでは、ジョー・ジョンソンがアイソレーションからミスマッチを攻めて苦境を乗り切るという場面が多々あったが、ジョンソンを真っ向からガードできる選手が複数いるウォリアーズ相手には通用しないかもしれない。
▼隙のない守備ローテーション
シリーズ第2戦は、現地4日に再びオラクルアリーナで行われる。
ボックススコア:「NBA」