ウォリアーズが第6戦に圧勝、ロケッツとの決着は第7戦へ
2018年のカンファレンスファイナルは、イーストに続いてウェストも最終戦に突入だ。
ゴールデンステイト・ウォリアーズが現地26日、オラクルアリーナで行われたヒューストン・ロケッツとの第6戦に115-86で圧勝。シリーズを3勝3敗に持ち込み、シーズン敗退を回避した。
この日の試合は、序盤にロケッツのロングレンジが火を噴き、第1Qを39-22でアウトスコア。対するウォリアーズはミスコミュニケーションからオープンスリーを何本も許すなど、土俵際の王者とは思えないほど立ち上がりが悪く、最初のピリオドで17点ビハインドの大ピンチに陥ったが、第2Qからは本来の“ウォリアーズらしい”オフェンスを取り戻して猛反撃を展開し、ハーフタイムまでに10点差に迫る。
ウォリアーズは後半に入ってからさらにギアを上げ、ファウルすれすれのタイトなディフェンスでロケッツにタフショットやターンオーバーを連発させつつ、オフェンスではスプラッシュブラザーズのスリーポイントショットが爆発。第3Qを33-16で上回って逆転すると、第4Qは開始から15-2のランで一気に主導権を握り、大逆転勝利をものにした。
▼クレイがWCF第6戦で再びステップアップ
ウォリアーズは、クレイ・トンプソンが9本のスリー成功から35得点、ステフィン・カリーが29得点、ケビン・デュラントが23得点をマーク。二桁得点に達した選手は他にいないが、この3人だけでロケッツのチーム得点(86点)を上回り、さらにドレイモンド・グリーンは4得点、10リバウンド、9アシスト、4スティール、5ブロックとあと一歩で5×5の活躍を見せた。
https://twitter.com/NBATV/status/1000568368439615488
敗れたロケッツは、ジェイムス・ハーデンが32得点、エリック・ゴードンが19得点、トレバー・アリーザが14得点を獲得。序盤こそウォリアーズを圧倒したものの、途中から攻守でミスが目立つようになり、前半61得点だったのに対して、後半はわずか25得点に終わった。
ファイナル進出をかけた第7戦は、現地28日にヒューストンで行われる。なお同じシーズンに両カンファレンスの決勝が第7戦にもつれ込むのは、1979年以来40年ぶりだ。
ボックススコア:「NBA」