ラッセル・ウェストブルックが今季30回目のトリプルダブル
オクラホマシティー・サンダーのラッセル・ウェストブルックが、現地28日にホームで行われたユタ・ジャズ戦で43得点、11リバウンド、10アシストのトリプルダブルを記録。僅差で迎えた第4Qラスト2分間には12連続得点をあげるクラッチパフォーマンスを見せ、サンダーを109-106での勝利に導いた。
ウェストブルックにとって、ジャズ戦でのトリプルダブルは今季30回目。シーズン22試合を残した時点で、1968年のウィルト・チェンバレンが達成した1シーズンにおけるTD数の歴代2位記録(31回)まであと1つに迫った。
また、ウェストブルックが40得点以上でのトリプルダブルを獲得したのは、これでシーズン5回目。今季サンダーは、ウェストブルックがトリプルダブルを達成した30試合で24勝6敗の好成績を収めている。
▼1シーズンTD数歴代ランキング
プレーヤー | TD | シーズン |
オスカー・ロバートソン | 41回 | 1961-62 |
ウィルト・チェンバレン | 31回 | 1967-68 |
ラッセル・ウェストブルック | 30回 | 2016-17 |
オスカー・ロバートソン | 26回 | 1960-61 |
オスカー・ロバートソン | 26回 | 1963-64 |
今季のウェストブルックは、60試合で31.2得点、10.6リバウンド、10.3アシストを平均。NBA史上で1シーズンを通してトリプルダブルを平均したのは1961-62のオスカー・ロバートソンのみで、今のリーグで同じことをやるのは不可能に近いと考えられていた偉業だが、このままウェストブルックが達成してしまいそうだ。
ボックススコア:「NBA」