ドラモンドが29得点/27リバウンド、ピストンズがブレイザーズに大逆転勝利
デトロイト・ピストンズのレジー・ジャクソンが、現地8日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で自己最多の40得点をマーク。さらにアンドレ・ドラモンドが29得点、27リバウンドを獲得し、アウェイでピストンズを120-103の圧勝に導いた。
この日は、序盤からブレイザーズのフィールドゴールがよく決まり(第1Q~第3QでFG65%)、3クォーターで15点差を奪われたピストンズだが、ラスト12分に怒涛の猛反撃を展開。第4Q最初の5分間で、ブレイザーズの得点をわずか6点に抑える好ディフェンスで射程圏内に詰め寄ると、そこからジャクソンが試合をテイクオーバーする。
ジャクソンはドラモンドとのピック&ロールを巧みに活用しながら次々とシュートを沈め、第4Qだけで26得点を獲得(FG10/11)!!ピストンズは最後のクォーターを41-11のランで締めくくり、今季成績を5勝1敗に伸ばした。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
DET | 23 | 24 | 32 | 41 | 120 |
POR | 32 | 25 | 35 | 11 | 103 |
▼アンドレ・ドラモンドは再び20/20
ブレイザーズ戦での29得点、27リバウンドは、ドラモンドにとってシーズン3度目の20/20ゲーム。ドラモンドは今季6試合で平均20.3得点、20.3リバウンドを記録している。このペースを維持できるなら、MVP最有力候補に挙げてもおかしくない活躍っぷりだ。
特に恐ろしいのはオフェンスリバウンドで、1試合平均が7.2本。シーズンを通して6本以上のORを記録した選手は、過去にモーゼス・マローン、デニス・ロッドマン、ジェイソン・ウィリアムズの3人しかいない(昨季のドラモンドは5.3本)。
またキャリアハイを記録したジャクソンは、今季6試合で23.2得点、5.7アシスト、4.7リバウンド、1.2スティール、3P成功率45.5%を平均中。オフシーズンに成立した5年8000万ドルの大型契約が少しずつ割安に見えてきた。
一方のブレイザーズは、デイミアン・リラードが26得点、11アシストのダブルダブルを獲得している。
ボックススコア:「NBA」