ペリカンズがレブロンの第4QテイクオーバーをしのぎOTでキャブスに勝利
現地4日に行われたクリーブランド・キャバリアーズ対ニューオリンズ・ペリカンズの試合は、オーバータイムに及ぶ大接戦の末、ペリカンズが114-108で勝利。本拠地スムージー・キング・センターでイーストのベストチームに競り勝ち、今季成績を5勝15敗とした。
試合は、キャブスの13点ビハインドで迎えた残り時間6分50秒からのクラッチタイムに、レブロン・ジェイムスが覚醒。力強いドライブでペリカンズのインサイドを徹底的に攻め、第4Qに23得点を挙げる怒涛のパフォーマンスでゲームをテイクオーバーし、残り15秒でキャブスに3点リードを与えた。
▼レブロン、第4Qラスト6分30秒
だがペリカンズも負けじと、続くポゼッションでジュルー・ホリデーが同点のスリーポイントを沈め、試合は延長戦に突入する。
OTに入ると、今度はアンソニー・デイビスがステップアップし、4本中3本のフィールドゴールに成功。ペリカンズはラスト5分間で、レブロンにほとんど仕事をさせない好守備を展開し、キャブスのOT得点をわずか3点に抑えて勝利をものにした。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | OT | ||
CLE | 27 | 26 | 24 | 28 | 3 | 108 |
NOP | 21 | 31 | 32 | 21 | 9 | 114 |
ペリカンズは、デイビスが31得点、12リバウンド、4スティールをマーク。第2Qに足首捻挫で一時退場したがすぐに復活し、今季5度目の30得点/10リバウンド以上のダブルダブル(リーグ最多)を達成した。
一方のキャブスは、レブロンがシーズン自己最多タイの37得点、8アシスト、7リバウンドを記録。最初の3クォーターはFG成功数12本中4本と苦戦していたが、第4Qは1人でペリカンズをアウトスコアする圧巻のパフォーマンスをみせつけた。しかし、さすがにスタミナが切れたのか、OTはフィールドゴール2本失敗の0得点に終わっている。
この敗北により、キャブスは13勝6敗でイースト2位に転落。翌日の現地5日は、アメリカン・エアラインズ・アリーナでマイアミ・ヒートと対戦する。
ボックススコア:「NBA」