ウォリアーズ、バックスの追い上げを逃げ切り7連勝
ゴールデンステイト・ウォリアーズが現地19日、昨季の開幕24連勝が終了したブラッドリー・センターでミルウォーキー・バックスと対戦。終盤のバックスの追い上げを好守備で振り切って124-121の僅差で勝利し、連勝記録を7に伸ばした。
この日の試合は、ジェイソン・テリーやメイソン・プラムリーらベンチユニットが序盤に活躍したバックスが、第1Qを37-28でアウトスコアして先手。対するウォリアーズは、第2Qにアンドレ・イグダーラの連続スリーやザザ・パチュリアのオフェンスリバウンドで流れを変えると、ピリオド終盤にはケビン・デュラントのシューティングが爆発し、3点リードを奪って試合を折り返す。
▼ザザ→グリーン
第3Qに入ると、リズムをつかんだクレイ・トンプソンがピリオド18得点を獲得してチームを引っ張り、ウォリアーズは第4Q序盤でこの日最大の14点リードを奪取。このまま一気に勝負が決まるかと思われたが、バックスはレイアップとスリーでじわじわと追い上げ、残り時間2分30秒で122-120の2点差まで詰め寄る。
そこから両チームとも2分間の無得点が続いた後、バックスは残り時間10秒で同点もしくは逆転のチャンスを手にするも、タイムアウト明けのインバウンズパスをドレイモンド・グリーンにスティールされて痛恨のターンオーバー。ウォリアーズは、トンプソンが2本のフリースローを沈めて2ゴール差とし、バックスのカムバックを退けることに成功した。
▼ドレイのクラッチスティール
今季成績をリーグ2位の11勝2敗に伸ばしたウォリアーズは、ケビン・デュラントとクレイ・トンプソンがそれぞれ5本のスリーを沈め、33得点と29得点をマーク。20得点をあげたステファン・カリーは、スリー11本中1本の成功とやや不調気味だった。他には、パチュリアがインサイドで活躍し、6オフェンスリバウンドを含む10リバウンドを記録している。
3連敗となったバックスは、ヤニス・アデトクンボが30得点/6アシスト、ジャバリ・パーカーが28得点/5アシスト/5リバウンドを獲得した。
▼パーカーがすごくいい
▼バックスの「にわかGSWファン晒しカメラ」。スクリーンには、「このシャツは今日買った」「2015年からウォリアーズファン」「ウォリアーズの本拠地を知らない」などといったキャプションが添えられている
ボックススコア:「NBA」