王者ウォリアーズがシーズン初戦でサンダーに辛勝
現地10月16日、NBA2018-19シーズンの開幕戦が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズが本拠地オラクルアリーナでオクラホマシティ・サンダーと対決。終盤まで一桁点差を争う大接戦の末、ウォリアーズが108-100でサンダーを下し、3年ぶりにシーズン初戦を白星で飾った。
序盤から両チームともターンオーバーやファウルが多く、どこかプレシーズンのアバウトさを持ち込むような流れで始まったこの日の試合は、ウォリアーズが前半の大部分で主導権を握り、第2Qで最大14点のリードを獲得。前半を二桁点差で終え、このままワンサイドゲームになるかと思われたが、対するサンダーは、それまで不調だったポール・ジョージが第3Qにゾーンに入って猛反撃を展開し、後半開始から20-9のランで逆転に成功する。
▼第3QのPG。スクリーンの使い方が絶妙
エースのラッセル・ウェストブルックが不在の中、終盤で接戦に持ち込む大健闘を見せたサンダーだったが、ウォリアーズはクラッチタイムで王者の意地を見せる。
まず2点差で迎えた第4Q残り1分45秒に、ステフィン・カリーがカウント・ワンスローの3点プレイを決めると、続いてケボン・ルーニーがケビン・デュラントのアシストからレイアップに成功。さらに残り24秒には、デュラントがドライブから難しいフローターをねじ込んで7点リードとし、サンダーにとどめを刺した。
▼カリーはフィニッシュが素晴らしかった
シーズン初戦を制したウォリアーズは、カリーが32得点、9アシスト、8リバウンドで大活躍。ケビン・デュラントはスリー5本すべてに失敗と外のシュートが不調だったものの、27得点、8リバウンド、6アシストで勝利に大貢献した。
敗れたサンダーは、ジョージがチームハイの27得点を記録した他、スティーブン・アダムスが17得点、11リバウンドのダブルダブルをマーク。ウェストブルックの代わりにスタメン出場したデニス・シュルーダーは、勝負所でエアボールやターンオーバーなどミスを連発したものの、21得点、9リバウンド、6アシストと試合を通して上々なパフォーマンスを見せた。
ボックススコア:「NBA」