ウィザーズ、ポートランド撃破で4年ぶりの勝率5割超え
ウィザーズの再建がようやくここまで進んだ。長かった…。
ワシントン・ウィザーズは3日、本拠地で行われたブレイザーズとの試合で勝利をおさめ、約4年3ヶ月ぶりとなる勝率5割超えを達成した。他のチームにとっては大した記録じゃないかもしれないが、長年低迷続きだったウィザーズにとっては大きな一歩だ。
長い冬
ウィザーズが最後に勝ち越しを経験したのは2009年10月31。ネッツ戦で勝利し、シーズン成績を2勝1敗としたときだ。その後は、ジョン・ウォールやブラッドリー・ビールといった有力な若手選手を獲得するも、なかなか勝ち組に上がれない期間が続いた。
開幕3連敗で始まった今季も、何度か勝率イーブンまで迫ったが、その度に次の試合で敗北。ようやく今回、ブレイザーズをホームで撃破して5割の壁を乗り越えることができた。
この記念すべき試合でウィザーズは、エースのウォールがチームハイの22得点、トレバー・アリーザが20得点を獲得。ブレイザーズを後半35点に抑える見事なチームディフェンスをみせ、100対90で快勝した。
▼ウィザーズ対ブレイザーズ:ハイライト
ちなみにウィザーズは、過去11試合でヒート、ウォリアーズ、サンダー、サンズといった強豪チームを続けて下している。現在24勝23敗で、イースト5位。6年ぶりのプレーオフ進出を狙える位置にいる。
試合後ウォールは、「1試合勝ち越しただけにすぎないが、それでもすごくホッとしている」と、キャリア初の勝ち越しに喜びの声をあげた。
Video:「YouTube」