【FIBA2019】優勝候補一角のセルビアがW杯開幕戦でアンゴラに46点差の圧勝
8月31日、FIBAバスケットボールワールドカップ2019が中国で開幕した。
初日の第1試合目には、FIBAランキング4位のセルビアと39位のアンゴラが対戦。ニコラ・ヨキッチをはじめNBA選手を多数有する優勝候補のセルビアが105-59の快勝で開幕戦を制した。
この日の試合は、セルビアがサイズと巧みなパス回しで終始アンゴラを圧倒。合計32アシストと見事なチームバスケを展開し、サクラメント・キングス所属のボグダン・ボグダノビッチが20分の出場でゲームハイの24得点を記録している。
アンゴラは第1Q中盤あたりまで高確率でスリーを沈めて食い下がったが、そこからハーフタイムにかけて徐々に点差が広がると、第3Qには15-3のランを含むセルビアの猛攻に飲み込まれて、一気に30点ビハインドに陥ることとなった。
セルビアはボグダノビッチの他、先発センターを務めたボバン・マリヤノヴィッチが13得点/10リバウンドのダブルダブルで奮闘。ベンチスタートだったオールスターのニコラ・ヨキッチは14得点、6アシストで勝利に貢献している。
なお2002年のFIBAワールドカップでは、ユーゴスラビアがグループ予選の初戦でアンゴラ相手に50点差の大勝をあげ、最終的に金メダルを獲得した。今年のセルビアが同じ軌跡を辿る可能性は十分にある。
FIBAワールドカップでは、32チームがA~Hの8グループに分かれて予選リーグを戦い、それぞれのグループの上位2チームが次のラウンドへと進出。日本代表はグループEで、同じグループに絶対王者のチームUSAがいる。
ボックススコア:「FIBA」