元ドラフト1位のアンソニー・ベネットがネッツと2年契約
2013年のNBAデビューからなかなか才能を開花できず、移籍を繰り返してきたアンソニー・ベネットが、今度はブルックリン・ネッツで再起を図る。
The Verticleによると、ベネットとネッツは現地14日、1年目ギャランティーの2年ミニマム契約で合意。ベネットにとっては、キャリア4年でネッツが4チーム目となる。
2013年ドラフトでキャブスから全体1位指名を受けたベネットだが、ルーキーシーズンは平均4.2得点/3.0リバウンド/FG成功率35%と、期待された活躍ができず、2014年オフシーズンにケビン・ラブのトレードで、アンドリュー・ウィギンスと共にミネソタ・ティンバーウルブズへと移籍。
ウルブズではややプレータイムとスタッツが伸びるも、2015オールスター直後に負傷離脱すると完全にローテーションから外れ、シーズン終了後にチームからウェイブされた。ドラフト1位の選手がルーキー契約中に解雇されるというのは異例だ。
▼ベネット、2014-15シーズン
2015-16シーズンには地元チームのトロント・ラプターズと契約するが、わずか19試合で合計81分の出場にとどまり、今年3月に再び解雇。その後FAとなったベネットは、ダイエットをして肉体改造に取り組んでいたらしく、今夏はカナダ代表としてオリンピック最終予選マニラ・ラウンドに出場し、チームの準優勝に貢献した。
今年からネッツのGMに就任した元スパーズ・アシスタントGMのショーン・マークスは、「今夏カナダ代表でのアンソニーの進歩にとてもワクワクした。彼がケニー(アトキンソンHC)やスタッフと連携して、成長を続けていくことを楽しみにしている」とベネットの可能性に期待を寄せている。
参考記事:「NBA」