ステファン・カリーがグレード1のMCL損傷、最低でも2週間の離脱か
ゴールデンステイト・ウォリアーズが現地25日、ヒューストン・ロケッツとのシリーズ第4戦で右ひざを負傷したステファン・カリーの状況について、同日に受けたMRI検査の結果、グレード1のMCL損傷(膝内側側副靱帯)と診断されたことを発表。手術の必要はなく、2週間後に再検査を予定しているという。
とりあえずシーズン終了などという最悪の事態にならなくてよかった。とはいえ「2週間後に復帰」ではなく「2週間後に再検査」なので、長引く可能性はもちろんある。ウォリアーズのボブ・マイヤーズGMは、カリーの復帰時期について、「2週間と発表したが、その保証はない。2週間以上かもしれないし、以内かもしれない」と会見でコメントした。
「我々が2週間のライムラインを置いた理由は、過去の例を見て、グレード1のMCL損傷からの復帰が2~3週間に及んでいるからだ。正直なところ、これは経験に基づいた推測だ。プレーヤーが2~3週間で回復できるか、もしくはそれ以上、それ以下になるかは明確にわからない」
– ボブ・マイヤーズ
MCL損傷からの復帰時期はプレーヤーによって大きく異なる。グレード1の場合は15日が平均らしいが(今季NBAでの平均)、バックスのグレッグ・モンローは同じ怪我から6日で戦線復帰した。
もしすべてがうまくいき、2週間で回復すれば、カンファレンスセミファイナルの第4戦あたりで試合復帰できることになる。ただカリーの場合は右足首も負傷したばかりなので、100%でプレーできる状態に戻るには2週間よりもう少し時間がかかるかもしれない。
Image by Juan Pelegrín/Flickr
参考記事:「ESPN」