ゲイリー・ペイトンがバスケットボール殿堂入り
米マサチューセッツ州で9月8日に行われた「2013年バスケットボール殿堂(Hall of Fame)」のセレモニー。今年は、元シアトル・スーパーソニックスのゲイリー・ペイトンをはじめ、世界中のバスケットボール関係者の中から、総勢12名が栄光ある殿堂入りを果たした。
ゲイリー・ペイトン a.k.a “ザ・グローブ”
1990年ドラフトの全体2位指名でNBA入りしたペイトンは、17年のキャリアを通して16.3得点、6.7アシストを平均。最初の13年間をソニックスで過ごし、リーグ屈指のポイント・ガードとして活躍した。長年ソニックで共にプレーしたショーン・ケンプとのコンビネーションは、それはもう見事なものだった。
ペイトンは、歴代NBAでただ一人、通算2万得点、8000アシスト、5000リバウンド、2000スティールを達成したプレーヤーだ。また、ガードのポジションから唯一「最優秀守備選手賞」を獲得した選手でもあり、当時のリーグでは「最強のトラッシュトーカー」としても有名だった。
殿堂入りのスピーチでペイトンは、「この夜を、故ラルフ・ミラー監督に捧げたい」と語った。ミラー監督はペイトンが通っていたオレゴン州立大学の元HCで、1998年にバスケットボール殿堂入りを果たしている。「コーチ、あなたと共に殿堂に飾られることを誇りに思います」と、今は亡きミラー監督に向け喜びと敬意の念を表した。
▼ペイトンのキャリアトップ10プレー
この日はペイトンの他にも、ルイビル大の名将リック・ピティーノHCや、1985年NBA得点王のバーナード・キング、元ブラジル代表のオスカー・シュミットなど、12名が殿堂入りを果たした。
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ソース:「hoophall.com」