2020年1月のNBA月間賞: アデトクンボが5回連続でイースト最優秀選手
NBAは現地2月4日、2019-20シーズン1月のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス(月間最優秀選手)、並びにルーキーズ・オブ・ザ・マンス(月間最優秀新人選手)の受賞者を発表した。
・イースト:ヤニス・アデトクンボ
イースタンカンファレンスでは、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが昨季2月から5回連続でプレイヤーズ・オブ・ザ・マンスに選ばれた。
2020年1月のアデトクンボは、12試合で29.2得点、13.4リバウンド(リーグ4位)、5.7アシストを平均。キャリア通算8回目の選出で、ここ2シーズンでは昨季1月以外の8回中7回を受賞している。バックスはリーグ首位の11勝2敗で1月を終えた。
今季のアデトクンボは30.0得点、13.1リバウンド、5.8アシストを平均中。NBA史上でシーズン30-13-5以上を平均した選手は、ウィルト・チェンバレン、エルジン・ベイラー、カリーム・アブドゥル・ジャバーの3人しかいない。
・ウェスト:レブロン・ジェイムス
ウェスタンカンファレンスでは、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスがキャリア通算39回目の受賞を果たした。
先月のレブロンは、25.4得点、10.4アシスト、8.1リバウンドを平均して、レイカーズを月間10勝4敗に牽引。1月25日の76ers戦では、通算得点でコービー・ブライアントの記録を追い抜き、NBA歴代3位に浮上した。
レブロンがプレイヤーズ・オブ・ザ・マンスに輝くのは、レイカーズ移籍後で今回が初。レイカーズ選手としては、2013年2月のコービー以来の受賞となる。
ルーキー・オブ・ザ・マンス
2020年1月の月間新人賞には、10月/11月と12月続いて、マイアミ・ヒートのケンドリック・ナンとメンフィス・グリズリーズのジャ・モラントがそれぞれ3カ月連続で選出された。
ナンは1月に出場した11試合で16.8得点を平均。ドラフト外の選手がルーキー・オブ・ザ・マンスを複数回受賞するのはNBA史上初で、ヒートの新人としてはカロン・バトラー(4回)に次いで球団史上2人目となる。
モラントは先月の15試合で17.5得点、8.3アシストを平均。グリズリーズの月間11勝4敗に大貢献した。
参考記事:「NBA」