ウォールとハーデンが2016-17第10週のプレーヤーズ・オブ・ザ・ウィーク
ワシントン・ウィザーズのジョン・ウォールとヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンが、2016-17シーズン第10週のプレーヤーズ・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手)に選ばれた。
今季初でキャリア6回目の選出となったウォールは、12月26日から1月1日に出場した3試合で24.3得点、13.0アシスト(リーグ1位)、5.3リバウンド、2.67スティールを平均。26日のバックス戦でシーズンハイの16アシストを記録した他、28日のペイサーズ戦では36得点、11リバウンド、9アシストの大活躍をみせ、ウィザーズを週間3勝0敗に導いた。
開幕2勝8敗の低調でシーズンをスタートした今季のウィザーズだが、11月半ばから大きく軌道を修正し、直近12試合では9勝4敗の好成績を記録。現地1月2日の時点では16勝17敗でイースト9位につけている。
▼30日のネッツ戦ではセンス抜群のバウンスパスを披露
今季3度目かつキャリア12回目のプレーヤーズ・オブ・ザ・ウィーク選出を果たしたハーデンは、先週の4試合でリーグ1位の37.3得点、12.5アシスト(リーグ2位)、9.8リバウンド、FG成功率56.0%を平均して、ロケッツを4勝0敗に牽引。4試合すべてで30得点/10アシスト以上のダブルダブルを記録し、31日のニックス戦では自己最多53得点でのトリプルダブルを達成と、8年のNBAキャリアで最高の1週間となった。
なお12月のロケッツは、1試合120.9点を平均して15勝2敗。2日の時点で、ウェスト2位のサンアントニオ・スパーズまで1ゲーム差に迫っている。
▼キャリアハイ53得点トリプルダブル
第10週は他に、セルティックスのアイザイア・トーマスが平均34.7得点、キャブスのレブロン・ジェイムスが平均27.5得点/10アシスト/7.0リバウンド、カイル・ラウリーが平均29.8得点で活躍。ウェスタンカンファレンスでは、ブレイザーズのC.J.マッカラムが4試合で平均30.3得点を記録している(1月1日のウルブズ戦でキャリアハイ43得点)。
▼第10週のクロスオーバーハイライト
Image by Keith Allison
参考記事:「NBA」