サンズのケリー・ウーブレイJr.が半月板損傷で戦線離脱へ
フェニックス・サンズのフォワード、ケリー・ウーブレイJr.が、右膝の半月板損傷と診断された模様。Yahoo SportsのChris Haynes記者が伝えている。
報道によると、現在ウーブレイは膝の専門家にセカンドオピニオンを求めているとのこと。いつ、どのようにして負傷したのかは不明だという。半月板損傷の箇所や程度によって、復帰時期は3~4週間から3~4カ月と大きく異なってくる。
プロ5年目でベストシーズンを送っていた今季のウーブレイは、56試合で18.7得点、6.4リバウンド、スリー成功率35.2%といずれもキャリアハイを平均。常に気迫あふれるプレイでチームを盛り上げるムードメーカーでもあった。
▼2月には自己ベストの39得点を記録
現在サンズは24勝35敗のウェスト13位。シーズン23試合を残した時点で、8位のメンフィス・グリズリーズとは4.5ゲーム差だ。まだプレイオフ進出への希望は残っているものの、今回のウーブレイ離脱により、その道のりはさらに厳しくなった。
6シーズン連続で勝率5割を下回ることになりそうなサンズだが、昨季までとは違って、今はチームが確実に前進しているのが見て取れる。
今季の成績不振も、ベンチ層の薄さの他に、デアンドレ・エイトンの長期出場停止や主力の負傷離脱が大きな原因。先発メンバーはどのチームにも負けないほど優秀で、特にルビオ、ブッカー、ウーブレイ、ブリッジズ、エイトンのラインアップは100ポゼッションあたりの得失点差で+17.6という凄まじい数字を記録している。
オフシーズンに若手コアのデビン・ブッカーとエイトンが成長し、さらにFAやトレードでベンチを充実させることができれば、来季のサンズはかなり面白いチームになるはずだ。
参考記事:「Yahoo Sports」