カイリー・アービングが肩の手術で残りシーズン全休へ
ブルックリン・ネッツは現地20日、ガードのカイリー・アービングが肩の手術により残りシーズンの試合をすべて欠場することを発表した。
今季のアービングは、右肩の怪我でシーズン前半の25試合を欠場。1月半ばに戦線復帰するも、2月1日のワシントン・ウィザーズ戦で今度は膝を負傷し、再びチームを離脱することとなった。
チームによれば、アービングは肩の怪我が完治しておらず、1月は痛みをおしてプレイしていたとのこと。当初はそのままシーズンを乗り切って、オフに手術が必要かどうかを評価するつもりだったようだが、3週間前の膝の負傷を受け、これ以上無理をさせるべきではないと判断した様子だ。アービングとネッツは、ここ数日間で肩治療の専門家に相談し、関節鏡視下手術を受ける決断をしたという。
ネッツのショーン・マークスGMはアービングの離脱について、「我々は選手たちの長期的な健康を第一に考えている」とコメントした。
「我々は大局的に見ている。2~3カ月後ではなく、2~3年後のことを考えている」
今季のアービングは27.4得点(キャリアハイ)、6.4アシストを平均。50点ゲームを2度記録するなど活躍したが、怪我でわずか20試合の出場に留まった。残念な形でネッツ1年目を終えることとなったが、ケビン・デュラントも復活する来季に期待したい。
現在ネッツは25勝29敗でイースト7位。8位のオーランド・マジックとは1.5ゲーム差で、9位のウィザーズとは4.5ゲーム差だ。なお今季ネッツはアービング不在の34試合を17勝17敗の勝率5割で乗り切っている。
KDは順調に回復中
一方で、アキレス腱断裂からの復帰を目指すケビン・デュラントは、順調にリハビリが進んでいる様子。シューティングや軽い1on1など、すでにオンコートでのワークアウトを再開している。
参考記事:「ESPN」