ロケッツのネネ、太ももの怪我でプレーオフ離脱
サンアントニオ・スパーズとヒューストン・ロケッツのシリーズから、トニー・パーカーに続いてまた一人キープレイヤーが負傷離脱することに。ロケッツは現地8日、バックアップ・センターのネネが足の怪我により残りのプレーオフを全休することを発表した。
ネネが負傷したのは、7日にトヨタセンターで行われたシリーズ第4戦の第1Q終盤。すぐにロッカールームへと退場すると、そのまま試合には戻らず、検査で左内転筋の断裂と診断された。
今季ポストシーズンのネネは、8試合で10.8得点、5.3リバウンド、FG成功率70%を平均。サンダーとのシリーズ第4戦では12本中12本のフィールドゴールを決めて28得点/10リバウンドのダブルダブルを記録するなど、控えのセンターとしてチームに大貢献してきた。
第4戦では、ツービッグ・ラインアップがメインのスパーズに対して、序盤からネネを失い、さらにクリント・カペラがファウルトラブルと、ピンチに立たされたロケッツだったが、ライアン・アンダーソンを5番に置くスモールラインアップでジェイムス・ハーデンにガソルかオルドリッジのどちらかを守らせるなどクリエイティブに対応し、最終的に125-104で圧勝。ハーデンが28得点/12アシストをマークした他、エリック・ゴードンやトレバー・アリーザ、アンダーソンらも高確率でロングレンジを沈め、チーム合計で42本中19本のスリーを成功させている。
2勝2敗のイーブンとなったシリーズの第5戦は、現地9日にサンアントニオで行われる。
参考記事:「NBA」