ピストンズ、サイン&トレードでブランドン・ジェニングスを獲得
デトロイト・ピストンズが30日、ミルウォーキー・バックスからFAとなったブランドン・ジェニングスと、サイン&トレードを通して契約を結んだ。「Yahoo!Sports」が報じている。
バックスはジェニングスと引き換えに 、ブランドン・ナイト、クリス・ミドルトン、スラヴァ・クラフツォフの3選手を獲得した。
ジェニングスは2009年のドラフト10位指名でバックスに入団。どちらかといえば、パスよりもシュート先行タイプのポイントガードだ。デビュー7試合目にして55得点を獲得するなど、ルーキーシーズンからチームのエースとして大きな期待が寄せられていた。
▼ジェニングスの55得点試合
その後4シーズンをバックスでプレーし、昨季は平均17.5得点、6.5アシストをマーク。それなりの結果を残してきたジェニングスだが、ブレイク・グリフィンやジェームス・ハーデンといった同期のスーパースターたちと違い、チームから契約延長がされず、今オフシーズンに制限付きFAとなった。
報道によると、ジェニングスの契約金は 3年2400万ドルになると伝えられている。
新生ピストンズ
財政破たんに陥ったデトロイト市と同様、長らくどん底にハマりこんでいるピストンズだが、このオフシーズンで大型FAのジョシュ・スミスを獲得するなど、再建に向けて大きく動いた。また、10年前の優勝メンバーであるチャンシー・ビラップスとラシード・ウォレス(ラシードはアシスタントコーチとして)を呼び戻しており、チームの士気は自然と高まるはずだ。もう以下の動画のようなグダグダプレーをみせることはないだろう。
さらにピストンズは、アンドレ・ドラモンドとグレッグ・モンローという将来有望な若手ビッグマンを抱えており、今季こそ5年ぶりのプレイオフ返り咲きを果たすのも決して夢ではない。
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ソース:「Yahoo!Sports」