ラプターズ、キャロルをネッツへトレード放出
ESPNのAdrian Wojnarowski記者によると、現地8日、トロント・ラプターズとブルックリン・ネッツの間でトレードが成立。ラプターズがフォワードのデマーレ・キャロル、2018年のドラフト1巡目指名権と2巡目指名権を放出し、ネッツからセンターのジャスティン・ハミルトンを獲得する。
サラリーダンプのためにドラフト指名権2つを譲渡と、コストがやや大きかったものの、これでラプターズはキャロルの高額契約(2年/3000万ドル)をキャップスペースから除外し、ラグジュアリータックスの軽減に成功。一方のネッツは、ディアンジェロ・ラッセルを獲得したレイカーズとのトレードと同じく、不良債権を吸収することで将来のアセットを手に入れた。
2015年のオフにラプターズへと移籍したキャロルは、2シーズン98試合の出場で9.4得点、4.1リバウンドを平均。スリーが打てて守備に強いオールラウンドなウィングとして大きな期待がかかったが、怪我の影響などもあり、ホークス時代のようなパフォーマンスを見せることができなかった。
カイル・ラウリー、サージ・イバカと再契約して現状維持を選択した今オフのラプターズだが、キャロルの他にも、P.J.タッカーとパトリック・パターソンを失い、フォワードポジションがかなり手薄になっている。今回のトレードで獲得したハミルトンはロングレンジも打てる7フッターで、昨季は64試合で平均6.9得点、4.1リバウンドを記録した。
参考記事:「ESPN」