ステフィン・カリー、3月1日のウィザーズ戦で復帰か
骨折による戦線離脱から4カ月、ようやくゴールデンステイト・ウォリアーズのエースがラインアップに戻ってくる。
チームからの正式な発表はまだだが、『The Athletic』のShams Charania記者によると、ステフィン・カリーが現地3月1日にチェイスセンターで行われるワシントン・ウィザーズ戦で復帰する見込みとのこと。カリーは今季開幕4試合目のフェニックス・サンズ戦(10月30日)で左手の第二中手骨を骨折し、シーズンの大部分をリハビリに充ててきた。
今季のカリーは4試合で20.3得点、6.5アシスト、5.0リバウンドを平均。先週末に行われたチーム練習後の記者会見では「ずっと3月1日を目標にリハビリに取り組んできた」とコメントしたが、その一方で骨折した左手にまだ強い違和感が残っているとも明かしている。
また、「左手が怪我前の状態まで戻らない可能性を心配しているか?」と記者から質問されたカリーは、次のように答えた:
「ニュー・ノーマルの状態に慣れてきたと思う。右手とは明らかに違う感覚だ。でも、実際にプレイする時に左手の違和感について考えない状態まで持っていくことはできる。とりあえず以前の感覚が完全に戻るかどうかは、それほど重要じゃないよ。力を入れる時など、左手を使おうとする時に気にかからない程度であればいい。違和感はあるはずだ。手術を受けたことのある人なら分かると思うが、本当に100%の状態を取り戻すのにはとても長い時間が必要になる」
先週には、左膝前十字靭帯断裂で離脱しているクレイ・トンプソンの残りシーズン全休が正式に決定。現在ウォリアーズは12勝46敗のリーグ最下位で、シーズン残り24試合で8位のメンフィス・グリズリーズと16.5ゲーム差だ。
すでにプレイオフ進出は絶望的な状況だが、来季に向けたケミストリー構築なども含め、カリーの復帰はチームにとって大きな意味がある。
参考記事:「NBA」