マイケル・ビーズリーが無職に…
昨季の冴えないパフォーマンスと、オフシーズンのマリファナ所持騒動を受け、ついにフェニックス・サンズがフォワード、マイケル・ビーズリーの放出に踏み切った様子。サンズは3日、ビーズリーとの間で契約解消に合意したことを正式に発表した。
今回の発表に際し、チームは次のような声明を出している:
「サンズは、ビーズリーがフェニックスで成功できるよう熱心に努めてきました。しかしながら、チャンピョンシップ・カルチャーを築き上げる過程で、我々が選手たちに個人として、プロとしての最高水準の品行を求めることは非常に大切です。よって今回の決定は、これらのスタンダードに対する我々のコミットメントを反映したものです」
どうやらビーズリーの品行は、サンズの“スタンダード”にそぐわなかったようだ。それもそのはず。ビーズリーは、昨年のオフにサンズと契約して以来、繰り返し法律のお世話になっているからだ。
まず2月には、「制限速度42kmオーバー、免停中の運転、ナンバープレート不携帯」で逮捕(代わりに弾の入った拳銃を携帯していた模様)。さらに3月には暴行事件で事情聴取され、8月にはマリファナ所持で逮捕された。
そんな素行の悪い私生活は、ゲームにも影響を及ぼしたのか。昨季は1試合平均10.1得点、シュート成功率40.5%にとどまり、自身のキャリアで最低の成績を残している。
サンズに放り出されたからといって、ビーズリーのNBAキャリアが終わったわけではない。まだ24歳と若く、どのチームに行ってもロールプレーヤーとして活躍できる実力は十分にある。レイカーズあたりが声をかけそうな気がしないでもない…。
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ソース:「nba.com」