ビンス・カーターは現役続行、「キャリア20年が目標」
1998年のNBAデビューから、昨季でプロ18年目を終えたビンス・カーター。コービー・ブライアントやティム・ダンカンら同世代のプレーヤーたちが次々とリタイアしていく中、来季で40歳となるカーターは、まだまだ現役を続けていく考えのようだ。ESPNの取材で、来季や今後のキャリアについて語った。
「とにかくプレーするのが大好きなんだ。その気持ちは、まだ僕の中に残っている。プレーしたくなくなったり、練習を頑張りたくないと思ったりすれば、その時は引退するよ。だけど今はまだ大好きなんだ」
「引退時期については、まったくの未定?」という質問に対しては:
「今は考えていない。19年目(来季)は確実。目標は20年目だ。その後のことは、そこから考えるとしよう」
▼VC、2015-16ハイライト
カーターはキャリア18シーズンで18.8得点、4.6リバウンド、3.4アシストを平均。キャリア前半は、類まれな身体能力を武器にスコアラーとして大活躍したが、35歳を過ぎたあたりからベンチ出場の役割を受け入れ、頼りになるロールプレーヤーへと生まれ変わった。メンフィス・グリズリーズでプレーした過去2シーズンでは、平均16.6分の出場で6.2得点を記録している。
現在カーターは、キャリア通算得点で歴代24位(2万3969点)にいる。NBA史上21人目となる2万5000点到達までは、あと1031点。昨季のペースをもう2~3シーズン維持できれば届きそうだ。
参考記事:「ESPN」