【GSW-POR第1戦】ドレイモンド・グリーンが今季プレーオフ初のトリプルダブル
現地5月1日にオラクルアリーナで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対ポートランド・トレイルブレイザーズのWCセミファイナル第1戦は、クレイ・トンプソンとドレイモンド・グリーンがエース不在のチームを牽引。ウォリアーズが118-106の12点差でホームでのシリーズオープナーを制した。
トンプソンがプレーオフキャリアハイ
この日の試合は、トンプソンが序盤から爆発し、最初の12分間でスリー4本を含む10本中7本のFGを沈めて18得点を獲得。第1Qでさっそく20点リードを奪ったウォリアーズは、その後第2Q終盤でブレイザーズに9点差まで巻き返されるも、後半に入ってから再びリードを拡大すると、そのまま二桁点差を維持したまま快勝を収めた。
最終的にトンプソンは、37分の出場で自己プレーオフキャリア最多の37得点(スリー7本)、5アシスト、5リバウンド、FG成功率50%を記録。さらにディフェンスではデイミアン・リラードとマッチアップするなど、攻守で大活躍した。ポストシーズンに3試合連続で7本以上のスリーを決めたのはトンプソンが史上初となる。
「力を合わせて奮闘した結果だよ。ビッグマンたちが大貢献してくれた。彼らは素晴らしいボールスクリーンを提供してくれる」
– クレイ・トンプソン
グリーンはトリプルダブル
ウォリアーズは、グリーンが23得点、13リバウンド、11アシストで今季プレーオフ第1号となるトリプルダブルを達成。グリーンのポストシーズントリプルダブルは、2015年ファイナル第6戦に次いでキャリア通算2度目だ。
他には、ショーン・リビングストンが12得点/6アシスト、ハリソン・バーンズが10得点/12リバウンドをそれぞれマーク。ペイントエリアの守備で活躍したアンドリュー・ボガットは10得点、12リバウンド、3ブロックのダブルダブルをあげている。
「チーム全員がステップアップしたということが非常に重要だ。トリプルダブルではなく、それが勝因になった」
– ドレイモンド・グリーン
カリーの復帰は?
第1ラウンドのシリーズ第4戦で右ひざを負傷し、戦線離脱が続いている今季得点王のステファン・カリー。怪我は順調に回復しているらしく、この日はESPNのインタビューを受けた際に、現地7日に行われるシリーズ第3戦での復帰の可能性について「十分にある」と語った。
「(ひざの状態は)とても良いよ。だから第3戦での復帰を実現させるため、やれることは何でもやろうと思う」
– ステファン・カリー
ウォリアーズとブレイザーズのシリーズ第2戦は、現地3日に再びオラクルアリーナで行われる。
ボックススコア:「NBA」