小さな子供が試合中のコートに乱入、カーメロをハグ
現地28日のニューヨーク・ニックス対ニューオリンズ・ペリカンズ戦(スムージー・キング・センター)で起こったちょっと微笑ましいハプニング。試合終了間際の第4Q残り51秒、タイムアウト明けのインバウンズプレーの際に、突然1人の子供がコートに乱入し、フリースローライン付近にいたカーメロ・アンソニーに駆け寄って抱きついた。
「小さな子供だった。とても驚いたよ。覗き込んで子供だと確認するまで、誰がそこにいるのか本当にわからなかった」
– カーメロ・アンソニー
もし大人が同じことをやれば、一瞬でセキュリティーに取り押さえられ、スタジアムからつまみ出されるが、今回の少年がどうなったのかは公表されていない。
ちなみにニューヨーク市には「カルバン・クライン」と呼ばれる法律があり、プロスポーツイベントで試合中のコートやフィールドに乱入すると懲役もしくは罰金の対象になる。ファッションデザイナーのカルバン・クラインがニックスの試合中に乱入したことがきっかけで、2003年に制定されたものだ。
試合は、ホームチームのペリカンズが最後まで逃げ切り99-91で勝利。アンソニーは22得点、6アシスト、5リバウンドをあげた。
参考記事:「ESPN」