アレン・クラブがキャリア最多のスリー8本、ブレイザーズを勝利に牽引
3月末に先発センターのユスフ・ヌルキッチを怪我で失い、ウェスト9位のデンバー・ナゲッツがすぐ後ろに迫る中で直近2試合を連敗と、シーズン大詰めで苦しい状況に立たされていたポートランド・トレイルブレイザーズ。現地6日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でも、序盤からルビオ/タウンズ/ウィギンスのトリオに圧倒され、最初の3ピリオドを通してウルブズにペースを握られたままだったが、終盤にベンチ出場のアレン・クラブを起爆剤として試合をひっくり返し、プレーオフ進出に向けて大事な1勝を手にした。
この日のクラブは、32分の出場で自己最多となる8本のスリーを沈め(10本中)チームハイの25得点をマーク。第4Q序盤には、4点プレイを含む4本のスリーを連続で成功させて、一気に試合の流れを変えた。ブレイザーズのシーズンを救ったシューティングパフォーマンスだったと言える。
これでブレイザーズは39勝40敗となり、シーズン残り3試合でナゲッツから1.5ゲーム差のリード。ナゲッツに対するタイブレークを持っているため、あと2勝をあげればプレーオフ進出が確定する。
敗れたウルブズは、アンドリュー・ウィギンスが36得点、カール・アンソニー・タウンズが24得点、16リバウンドのダブルダブルを記録。試合の大部分でリードを保ったものの、第4Qはフィールドゴールの成功が23本中わずか3本と大失速してしまった。
ボックススコア:「NBA」