【オールドスクール】ワンマン速攻からスーパーレイアップを決めるビル・ラッセル
ビル・ラッセルは、1950~60年代のボストン・セルティックスでリーグを席巻したNBA伝説のセンターだ。
現役13シーズンを通して平均15.1得点、22.5リバウンドを記録(キャリア平均で20リバウンド以上を記録したのはラッセルとウィルト・チェンバレンのみ)。5回のシーズンMVP受賞、12回のオールスター出場を果たし、セルティックスを11回の優勝(8連覇を含む)に導いた。リバウンドやブロックなど、特にディフェンス力に長けたプレーヤーで、その身体能力の高さは恐らく人類最高レベルだったと思われる。
以下は、ラッセルがサンフランシスコ大学でプレーしていた当時の映像。ディフェンスリバウンドを確保してから、ワンマン・ファーストブレイクで誰よりも速くコートを駆け抜け、フリースローラインあたりからジャンプしてレイアップを決める、というスーパープレーを披露した。
身長208cm、体重102kgの巨人が、こんなにもスピーディーかつダイナミックに動くのは反則だ。
大学時代のラッセルは、陸上選手としても全米トップクラスのアスリートで、もしバスケを選んでいなかったら、走高跳でメルボルン五輪代表(1956年)を狙えるレベルだったという。
Image by redsox20041027/Flickr
Video:「YouTube」