ボグダノビッチのブザービーターでジャズがホーム5連勝
現地8日にビビント・スマートホーム・アリーナで行われたユタ・ジャズ対ミルウォーキー・バックスの一戦は、試合最後のポゼッションでボヤン・ボグダノビッチがブザービーターに成功。ジャズが昨季MVP率いるバックスを103-100で破り、今季ホーム無敗を維持した。
この日の試合は、ジャズの6点リードで迎えた第4Q残り50秒にバックスエースのヤニス・アデトクンボが6ファウルで退場。この時点でジャズの勝利は確実かと思われたが、そこからジャズはターンオーバーやオフボール・ファウルなどミスを連発。すぐにリードは消滅し、さらに残り2.3秒にはバックスに逆転勝利のチャンスを与えてしまう。
窮地に立たされたジャズだったが、次の守備ポゼッションではルディ・ゴベアがクリス・ミドルトンにトラベリングを出させるファインプレイ見せ、バックスの決勝アテンプトを阻止。残り1.3秒でボールを奪い返すと、タイムアウト明けのインバウンドからボグダノビッチがビッグショットを決めた。
ヒーローとなったボグダノビッチは、38分の出場でゲーム最多の33得点を記録。最後のプレイでは、本来ならマイク・コンリーが左コーナーに入るはずだったそうだが、ボグダノビッチが自ら場所を代わってほしいとコンリーに頼んだらしい。
シーズン成績を6勝3敗としたジャズはボグダノビッチの他、コンリーが20得点、ゴベアが17リバウンドをマーク。一方で敗れたバックス(6勝3敗)は、ヤニス・アデトクンボが30得点/13リバウンド、クリス・ミドルトンが26得点/11リバウンドでそれぞれダブルダブルを達成した。
ボックススコア:「NBA」