バディ・ヒールドが終了のブザーと同時に逆転スリー
サクラメント・キングスがブザービーターの逆転スリーで勝利をかっさらうのはシーズン2度目。1回目はボグダン・ボグダノヴィッチで、今回はバディ・ヒールド。ディアロン・フォックスを含め、今季キングスは若手ガードの活躍が目覚ましい。
現地19日にリトル・シーザーズ・アリーナで行われたキングス対デトロイト・ピストンズ戦の終了間際、第4Q残り3.4秒で1点ビハインドを背負っていたキングスは、タイムアウト明けのインバウンズプレイで、この日絶好調だったヒールドにボールを託す。
▼ワンレッグのショットでブザービーター
ボールをファンブルしてバランスを崩しながらも、何とかディフェンダーをかわし、片足ジャンプでショットをリリース。難易度マックスのブザービーターを決めたヒールドは、審判のクロック判定を待つことなく、全力のウイニングランでロッカールームへと走り去っていった。
劇的な逆転勝利を飾ったキングスは、ヒールドが9本中7本のスリー成功から35得点をマーク。ここ5試合を4勝1敗で乗り切り、ウェスト8位まで0.5ゲーム差に迫っている。
敗れたピストンズは、ブレイク・グリフィンが38得点、ルーク・ケナードが19得点で奮闘。二桁得点に達したのはこの2選手のみだった。
ボックススコア:「NBA」