カズンズのパスからデイビスがアリウープ、ツインタワーの連係プレーが炸裂
新チーム結成から苦戦が続いていたニューオリンズ・ペリカンズのスターコンビだが、現地14日に行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦では、ツインタワーのポテンシャルの高さを改めて感じさせてくれる見事な連係プレーを披露した。
第3Qの序盤、トップ・オブ・ザ・キーでボールを受けたデマーカス・カズンズが、ストロングサイドでのスクリーンからインサイドにロールしたアンソニー・デイビスに向け、絶妙なタイミングでロブパス。デイビスは180度回転しながらパスをキャッチすると、ツーハンドでアリウープダンクを叩き込んだ。
カズンズが外に出て相手のリムプロテクターを誘き出し、デイビスががら空きのゴール下にダイブ。カズンズのパスセンスとデイビスのフィニッシュ力を最大限に活かしたコンビプレイと言える。
ハイ/ローのどちらでも存在感を示せるビッグマンが2人いるというのは、極めて強力な武器だ。カズンズとデイビスがもっと練習を重ねて連携を深め、さらにフロアスペースを広げられる優秀なシューターがロスターに加われば、ペリカンズは来季に大化けするかもしれない。
14日の対戦は、ペイントエリア得点で42-18と圧倒したペリカンズが100-77で快勝。カズンズが22得点、デイビスが15得点/15リバウンドを記録した。
ボックススコア:「NBA」