【LAC-UTA第3戦】クリス・ポールがクラッチタイムに覚醒
現地21日に行われたロサンゼルス・クリッパーズ対ユタ・ジャズの第3戦は、クリス・ポールが正念場で勝負強さを発揮し、チームを111-106での逆転勝利へと牽引。クリッパーズがシリーズを2勝1敗とし、ホームコートアドバンテージを奪い返した。
この日は序盤からジャズにペースを握られ、さらにブレイク・グリフィンがつま先の怪我で前半に途中退場と、苦境に立たされていたクリッパーズだが、第4Q残り5分のクラッチタイムからクリス・ポールがゾーンに入り、試合をテイクオーバー。ピック&ロールを軸にスリーやフローターなどで連続フィールドゴールを決めてジャズの守備を破壊し、完全にゲームの流れを変える。
▼ビハインド・ザ・バックのスプリットからレイアップ
残り時間10秒で4点リードを奪ったクリッパーズに対し、ジャズはジョージ・ヒルのスリーで1点差に迫るも、その直後にクリス・ポールが2本のフリースローを沈めて再び3点差。続くタイムアウト明けのインバウンズプレイで、ボリス・ディアウがファウルを受けた後にサーカスショットのスリーを決めたが、シューティングファウルとしてカウントされず、そのままクリッパーズが逃げ切った。
クリス・ポールはこの試合でシーズン最多の34得点、10アシスト、7リバウンドをマーク。後半だけで24得点をあげ、試合後には敵地まで応援に駆けつけていたクリッパーズファンの少年に着用していたユニフォームをプレゼントする微笑ましいシーンを見せてくれた。
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ジャズは、ゴードン・ヘイワードがキャリアハイの40得点をマーク。シリーズ第4戦は現地23日にソルトレークシティーで行われる。
▼ヘイワード対CP3
ボックススコア:「NBA」