D.ウェイドがキャリア1000本目のスラムダンク!!
マイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイドが、現地3日のアトランタ・ホークス戦で、NBAキャリア13年にしてレギュラーシーズン通算1000本目となるダンクシュートを成功させた。
ホークス戦の第2Q終盤、ウェイドは3on3の速攻からゴラン・ドラギッチのレイアップミスをそのままツーハンドでプットバックフィニッシュ。
D-Wade cleans it up! Fun Fact: It’s his 1,000th career dunk! @miamiheat pull within 10 in Q2 @NBATV #NBARapidReplay https://t.co/M3T5fE358M
— NBA (@NBA) 2015, 11月 4
ガード選手が1000本のダンクを記録するというのはすごい。ウェイドのキャリア通算得点(レギュラーシーズン)は18,898得点なので、その10%以上がダンクで挙げた点ということになる。
トップダンカーとして知られる他のガード選手とウェイドの数字を比較してみると(以下、2000年からのデータ。それ以前の数字は不明):
▼ガード選手のダンク成功数と通算得点(2000~2015年)
ダンク | 得点 | 試合数 | |
D.ウェイド | 1000 | 18898 | 785 |
K.ブライアント | 775 | 28305 | 1018 |
V.カーター | 688 | 20557 | 1083 |
J.リチャードソン | 669 | 14644 | 875 |
※データ: Basketball Reference
それぞれの選手の「FG成功数におけるダンク本数の割合」は、ウェイドが14.7%(1000/6814)、コービーが7.9%(775/9858)、カーターが9.3%(688/7418)、リチャードソンが12%(669/5558)となる(※同じく2000~2015年のデータ)。
こう見ると、いかにウェイドが試合中にダンクを決めまくっていたのか、改めて実感できる。史上最高のダンカーの一人とされるビンス・カーターよりもはるかに多かったのだ。上記のデータに含まれていない1998年と1999年の2シーズンで、カーターが何本のダンクを挙げたのかはわからないが、恐らく300本には届いていないはず。
ウェイドのダンク成功数が最も多かった年は、ヒートがNBA制覇を果たした2005-2006シーズンで、合計152本を叩き込んだ。
ちなみに他のポジションのダンカーたちでは、レブロン・ジェイムスが915試合で1367本、ドワイト・ハワードが811試合で2152本のダンクに成功。ブレイク・グリフィンは379試合で877本に到達している(Basketball Reference調べ)。
Image by Keith Allison/Flickr
Via @NBA/Twitter