リラードがクラッチタイムに爆発、ラスト3分の5連続スリーでサンダーに逆転勝利
ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが、現地10日のオクラホマシティー・サンダー戦で鳥肌もののクラッチパフォーマンスを披露し、チームを劇的な逆転勝利に導いた。
試合は、ブレイザーズの8点ビハインドで迎えた第4Q残り3分10秒から、それまでFG成功数12本中4本、7ターンオーバーとやや精彩を欠いていたリラードが覚醒。残り時間1分10秒までの2分間に5本連続でスリーポイントを沈め、一気に試合をひっくり返した。
▼リラードタイム!
ここからブレイザーズは、3ポゼッション連続でサンダーの攻撃を防いだ後、残り1.2秒にリラードが2本のフリースローを成功させて勝負を決めた。
試合ラスト3分で17得点を挙げたリラードは、合計8本のスリー成功でゲームハイの31得点、9アシストをマーク。11得点、11リバウンドのダブルダブルを獲得したメイソン・プラムリーは、第4Q残り30秒の正念場でサージ・イバカのレイアップをブロックするファインプレーをみせた。この日のブレイザーズは、シーズン最多となる44本のスリーを放ち、そのうちの19本を沈めている。
一方のサンダーは、ラッセル・ウェストブルックが25得点/15アシスト/9リバウンドと大奮闘した他、ケビン・デュラントが28得点、スティーブン・アダムスが17得点/10リバウンドをそれぞれ記録。第3Q序盤の10点ビハインドから爆発的なオフェンス力でカムバックし、第4Q終盤で8点リードを奪ったが、リラードのテイクオーバーに対応できず、さらにラスト1分30秒でターンオーバーを連発してしまった。
▼ウェストブルックとアダムスの連係プレー
Image by James Schumacher/Flickr
ボックススコア:「NBA」