デマー・デローザン、ラプターズ史上最多の52得点
2018年の元旦は、トロント・ラプターズのデマー・デローザンにとって記念すべき日となった。
デローザンは現地1月1日、本拠地エア・カナダ・センターで行われたミルウォーキー・バックス戦で自己ベストの52得点を獲得。ビンス・カーターとテレンス・ロスがタイで保持していたラプターズの球団最多得点記録を塗り替えた。
▼ついにカーターの記録を更新
▼歴代ラプターズの50点ゲーム達成者
プレイヤー | 得点 | シーズン |
デマー・デローザン | 52 | 2018年1月 |
ビンス・カーター | 51 | 2000年2月 |
テレンス・ロス | 51 | 2014年1月 |
デローザンは延長戦に及んだバックスとの試合で、5本のスリーを含む29本中17本のFGと13本中13本のフリースローに成功。第1ピリオドだけで21得点をマークする絶好のスタートを切ると、第4Q残り5分からOT終了までの10分間では15得点をあげるクラッチパフォーマンスを見せ、チームを131-127での勝利へと導いた。
ホームでの連勝を12に伸ばしたラプターズは、キャリアハイ得点に加えて8アシストをマークしたデローザンの他、カイル・ラウリーが26得点、サージ・イバカとフレッド・ヴァンブリートがそれぞれ11得点を獲得。イバカは守備でも活躍し、4ブロックを記録している。
▼チェイスダウン
https://twitter.com/Raptors/status/948006546897649667
毎年のように新たなスキルを身に着け、成長を続けてきたデローザン。今季はロングレンジショットとプレイメイキングが上達し、平均アシスト(4.9)と3P成功率(34.9%)がそれぞれキャリアベスト、スリー成功数ではシーズン35試合にしてすでに昨季の合計を上回っている。弱点のないコンプリートな選手へと進化しつつある。
デローザンの大活躍を受け、ラプターズも球団史上で最高のシーズンを送っており、1月1日の時点で25勝10敗のイースト2位。『Cleaning the Glass』のデータによると、今季リーグでオフェンス効率とディフェンス効率(100ポゼッション当たりの得点と失点)の両方で上位10位を維持しているのは、ウォリアーズ(オフェンス2位/ディフェンス2位)、ラプターズ(オフェンス4位/ディフェンス6位)、ウィザーズ(オフェンス10位/ディフェンス7位)の3チームのみだ。
ボックススコア:「NBA」