KDの決勝スリーでサンダーが5連勝、ウェストブルックは3試合連続トリプルダブル
現地3日に行われたオーランド・マジック対オクラホマシティー・サンダー戦は、ラッセル・ウェストブルックが24得点、19リバウンド(7オフェンスリバウンド!)、14アシストを記録し、3試合連続となるトリプルダブルを達成。さらにケビン・デュラントが残り時間0.5秒に決勝点となるスリーポイントを成功させ、サンダーが117-114でマジックを破った。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
ORL | 32 | 33 | 29 | 20 | 114 |
OKC | 32 | 34 | 30 | 21 | 117 |
この日のサンダーは、デュラント/ウェストブルック/イバカのビッグスリーが、ラスト1分の正念場でそれぞれのスキルを最大限に発揮するファインプレーを連発し、ホームでの接戦をものにした。
まず2点ビハインドで迎えた第4Q残り30秒に、ウェストブルックが鋭いドライブから同点のレイアップをねじ込むと、続くディフェンスポゼッションでは、サージ・イバカがペリメーターでスイッチしたビクター・オラディポのレイアップを完璧にブロック。そして最後のポゼッションでボールを託されたデュラントが、見事なクロスオーバードリブルから残り0.5秒でプルアップスリーを沈めた。
サンダーは、デュラントがチームハイの37得点、5アシスト、5リバウンドをマーク。20得点超えの連続試合記録を36試合に伸ばした。
また、クラッチタイムに好守備をみせたイバカは9得点、6ブロック、7リバウンドを獲得。今季8回目、通算27回目のトリプルダブルを達成したウェストブルックは、リバウンド数(19本)で新たなキャリアハイを記録した。
敗れたマジックは、オラディポがシーズンハイの37得点、5アシスト、5リバウンド、3ブロック、FG成功率68.4%で大奮闘。41分の出場で、デュラントと互角の好パフォーマンスを披露した。
これで過去15試合中13試合で白星を挙げたサンダーは、今季成績を38勝13敗(勝率74.5%)に更新。60勝22敗でウェスト1位シードを勝ち取った2012-13シーズン(73.2%)を上回る勝率だが、それでも現時点で首位ウォリアーズから8ゲームビハインドとなっている。
ボックススコア:「NBA」