ヤニス・アデトクンボ、またしても人間離れしたダンクを披露
「なんでそこからダンクに届くの…?」、ヤニス・アデトクンボのプレイにそう思わされたのはこれで何度目だろう。
現地4日に行われたミルウォーキー・バックス対サクラメント・キングス戦の第3Q中盤、アデトクンボはハイ・ピック&ロールからドリブルで敵陣に鋭く切り込み、強烈なワンハンドダンクで同じギリシャ出身のコスタ・クーファスをポスタライズ。フックショットを放つ時のような踏み切り位置と角度だったので、バックスの実況アナウンサーはこのダンクを「フック・ダンク」と呼んだ。
アデトクンボのウィングスパンと身体能力があってこそ可能なスーパープレイ。ディフェンダーも、あそこからダンクされるなんて絶対に思わないだろう。
アデトクンボは試合後、同郷のクーファスを無慈悲にポスタライズしたことについて、「申し訳なく思っている」とジョークを交えて語った。
「彼(クーファス)はすごくいいやつだ。彼の家族や母親にも会ったことがあるし。ギリシャで再会する時は少し気まずくなるかもしれない。でもあれが僕の仕事だから仕方ないね」
– ヤニス・アデトクンボ
この日のアデトクンボは、30分の出場で25得点、15リバウンド、11アシストのトリプルダブルをマーク。バックス(8勝1敗)はチーム合計でフランチャイズ最多記録となる22本のスリーを沈めて144-109で圧勝し、キングスの連勝を5で終わらせた。
ボックススコア:「NBA」