ジミー・バトラーが2016NBAドラフト候補と1on1で対決
シカゴ・ブルズのジミー・バトラーが、NBAデビューを数ヵ月後に控えたドラフト候補選手に、さっそく1on1でプロの洗礼を浴びせた。
相手は、ドラフト・ワークアウトに参加していたマルケット大出身のフォワードで19歳のヘンリー・エレンソン。勝負を持ち掛けたのはバトラーだ。
「ヘンリー、5点勝負やろうぜ。先攻がいいだろ?」と来季ルーキーに1on1を挑むバトラー。ボールプレッシャーをかけずに、手抜きディフェンスをしていると、エレンソンに5連続でスリーを沈められ、攻守が1度も交代することなく勝負がついた。
するとブルズのエースは、まるで最初からそれが狙いだったかのように、「100ドルを賭けて8点先取にしよう。お前はあと3点で、俺は8点。どうだ?」と提案。エレンソンは「もう勝ったんだけどな」としばらく躊躇し、周囲も「やめとけヘンリー。乗せられるなよ」と忠告するが、最終的に賭けを承諾してしまう。
あとはご覧の通り。エレンソンは何度かバトラーのショットをブロックするなど奮闘したが、やはり19歳のビッグマンが、オールスターSGのスピードについていくのは難しい。やや本気モードのバトラーが8-1でアウトスコアして勝利した。NBAの洗礼だ。
ヘンリー・エレンソンは、マルケット大での1シーズンで平均17.0得点、9.7リバウンドを記録。現地6月23日に開催される2016NBAドラフトでは、1巡目10位~15位あたりでの指名が予想されている。
▼エレンソン、ドラフトワークアウト
Video:「YouTube」