ニコラ・ヨキッチが巧みなボールハンドリングでキングス守備を突破
センター選手がガードのようなファインプレイを決めると最高に盛り上がる。
以下は、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが現地29日のサクラメント・キングス戦で披露した見事なクロスオーバー。まずビハインド・ザ・バックのドリブルでリシャーン・ホームズを抜き去ると、続いてスティールを狙おうとしたディアロン・フォックスを2発目のビハインド・ザ・バックで華麗にかわし、レイアップをねじ込んだ。
ヨキッチは8本中7本のFG成功から17得点、8リバウンドをマーク。ナゲッツはヨキッチの他に、6選手が二桁得点をあげるバランスの取れたパフォーマンスでキングスを120-115で破り、今季成績をウェスト2位の23勝9敗とした。
ポーターJr.が初の先発出場
この日のナゲッツは、膝の負傷で欠場したポール・ミルサップの代わりに、2年目フォワードのマイケル・ポーターJr.がスタメンラインアップ入りした。
キャリア初の先発出場を飾ったポーターJr.は、26分の出場で10本中8本のフィールドゴールを決め、チームハイの19得点で勝利に大貢献。
ポーターJr.は高校時代にNBA次世代スター候補として大注目を浴びていた選手だったが、ミズーリ大でのカレッジバスケ初戦で椎間板ヘルニアを発症し、シーズンの大部分を離脱。上位指名が有望視されていた2018年NBAドラフトでは14位まで転落し、プロ1年目も腰のリハビリのために全休することとなった。
今季は23試合で5.2得点を平均中。ポーターJr.はサイズ、スキル、身体能力を持ち合わせた長身のフォワードで、ポテンシャルは非常に高い。
ボックススコア:「NBA」