クレイ・トンプソンがキャリアハイ60得点
ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンが、現地5日のインディアナ・ペイサーズ戦で大爆発した。
第1Qだけで17得点と絶好調のスタートを切ったこの日のトンプソンは、第2Qからさらにギアが上がり、前半終了までにハーフにおける今季リーグ最多となる40得点を獲得。後半に入ってからも勢いは一切衰えず、第3Qに20得点をあげて、3ピリオド/合計29分の出場時間で60得点に到達し、キャリアハイを大幅に更新した。
1試合で60得点以上を記録した選手は、今回のトンプソンがNBA史上22人目。ウォリアーズでは、ジョー・ファルクス、ウィルト・チェンバレン、リック・バリーに次いで、球団史上4人目となる。
まさかわずか29分で60点を取るとは…。このまま70点まででも届きそうな勢いだったが、トンプソンがベンチに下がった第3Q残り1分30秒の時点でウォリアーズの35点リードと、ほぼ勝敗が決まっていたため、第4Qは出場しなかった。ピリオド37得点や2016年WCファイナル第6戦などもそうだが、ゾーンに入った時のトンプソンは神懸かっている。
▼FG33本中21本、3P14本中8本
トンプソンのモンスターパフォーマンスとボールムーブメントで序盤からペイサーズを圧倒したウォリアーズは、ハーフタイムまでに25アシストから80点をスコアし、最終的に142-106の36点差勝利を獲得。トンプソンの他には、ケビン・デュラントが20得点、ステファン・カリーが13得点/11アシストをマークしている。
▼グリーンのフルコートパスからカリー/KDのアリウープ
一方で、前日のクリッパーズ戦に続いてバック・トゥ・バックでウェスト上位チームとのロード戦とタフスケジュールだったペイサーズは、ポール・ジョージが21得点、ジェフ・ティーグが16得点を記録した。
ボックススコア:「NBA」