ニックスのポルジンギスがドワイト・ハワードに豪快なリベンジダンク
ユニコーンがスーパーマンに強烈な一発を食らわせた。
現地29日にフィリップス・アリーナで行なわれたニューヨーク・ニックス対アトランタ・ホークス戦の第3Q序盤、ブランドン・ジェニングスからの絶妙なパスを受けたクリスタプス・ポルジンギスが、ドワイト・ハワードの肘を顔面にもらいながら、カウント・ワンスローのダンクに成功。このプレーで、ハワードにはフレグラント・ファウル1がコールされた。
昨季の対戦では、ホームのMSGでハワードに豪快なアリウープを叩き込まれたポルジンギス。その時は、「やり返したい。次の対戦が楽しみだ」と語っていたが、1年後に見事リベンジダンクを決めることとなった。
▼2015年11月の対戦ではハワードがポスタライズダンク
「やり返せたよ。背中にはあまり良くなかったかもしれないが、ダンクを決められたのは嬉しい」
– クリスタプス・ポルジンギス
この日の試合は、ニックスの2点ビハインドで迎えた第4Q残り2秒に、カーメロ・アンソニーが同点のジャンプショットを沈めて延長戦に持ち込むと、そこから両者一歩も譲らぬ大接戦となり、最終的に第4オーバータイムに突入。4OTも開始からスリーを連続で決め合う互角の勝負となったが、残り時間2分からホークスが6連続得点でリードを奪取してそのまま逃げ切り、142-139で勝利を手にした。
▼クラッチタイムの攻防
ホークスは60分出場したポール・ミルサップが37得点/19リバウンド、ニックスはアンソニーが45得点をマーク。アンソニーやポルジンギス、ハワードを含め、両チームの合計で5選手が6ファウルの退場となった。
試合が第4オーバータイムにまで及んだのは、2015年12月18日のブルズ対ピストンズ以来。ニックスにとっては、1951年以来初の4OTとなる。
ボックススコア:「NBA」