マイケル・ビーズリーがホークス戦でNBA復帰後初の30得点
中国リーグでMVPを受賞し、3月初めにヒューストン・ロケッツと契約してNBAカムバックを果たしたマイケル・ビーズリーが、想像以上の好パフォーマンスをみせている。
ビーズリーはリーグ復帰後の8試合にベンチ出場し、平均14.6得点、5.4リバウンド、FG成功率55.7%を記録。直近6試合すべてで二桁得点をあげており、現地19日のアトランタ・ホークス戦では自己シーズン最多の30得点と9リバウンドを獲得した。
スリーポイントシュートこそ得意ではないものの、サイズとスキルがあって身体能力も高く、1on1に強い。ドリブルから点を取れる選手が少ないロケッツベンチにとっては、頼りになるスコアラーだ。
ビーズリーはこの日の試合でフィールドゴール18本中12本に成功。第4Qにはチーム14得点中12得点をあげる活躍をみせたが、その奮闘もむなしく、ロケッツは109-97でホークスに敗北した。
5連勝を達成してイースト3位に浮上したホークスは、アル・ホーフォードが22得点、9リバウンドをマーク。ティム・ハーダウェイJr.の20得点を含め、合計6選手が二桁得点を獲得している。
▼ハーダウェイJr.
敗れたロケッツはビーズリーの他、ジェイムス・ハーデンが25得点/8アシスト、ドナタス・モティエユナスが13得点を記録。10点を超えたのは、この3選手のみに終わっている。
なおこの日の試合では、ドワイト・ハワードが「Stickum」と呼ばれる粘着剤を使用していたことが発覚。ポール・ミルサップがフリースローを打とうとした際に、ボールの様子がおかしいことに気がつき、明らかになった。
「あんな感触のボールは初めてだった。ねばねばしていたんだ。接着剤でも付着しているかのようだったよ」
– ポール・ミルサップ
ヒューストン・クロニクル紙によると、ハワードは試合後、「ここ5年ほど使っている。問題になったことはない」とコメント。アトランタ・ジャーナル・コンスティチューション紙の記者によれば、「Stickum」の使用はNBAで禁止されており、リーグは今回の件について調査に乗り出す予定だという。
ボックススコア:「NBA」