セルビアのミロス・テオドシッチ、リオ五輪初戦で絶妙なノールック・パスを披露
ユーロリーグの強豪CSKAモスクワに所属するセルビア代表のミロス・テオドシッチが、現地6日に行われたベネズエラとのリオ五輪グループリーグ初戦で、ハイレベルなパスセンスを世界に披露した。
セルビアの14点リードで迎えた第2Q終盤、ドリブルでファーストブレイクを指揮していたテオドシッチは、ヘッドフェイクで目の前のディフェンダーを欺き、ゴール下にカットしたボグダン・ボグダノビッチに鋭いノールックパスでアシスト。モーションがあまりにも巧妙だったので、最初にこのプレーを見た時は、私もディフェンダーと同様に、ついつい騙されてしまった…。
テオドシッチは2010年ユーロリーグMVPに輝いた実力派ポイントガードで、昨季も16.1得点、5.7アシストを平均してCSKAモスクワのリーグ制覇に大貢献。印象としては、シュートに強くて守備に弱い版のリッキー・ルビオといった感じだろうか。
なお6日の試合は、86-62でセルビアがベネズエラに圧勝した。
Image by Petar Milošević
ボックススコア:「FIBA」