【サンデーレポート Vol.14】2月24日~3月2日: アイバーソンの背番号「3」が永久欠番に
NBA第18週のまとめ記事。
【Vol.14】NBA第18週 – 2月24日~3月2日
順位表(3月2日現在):
イースト
・「アイバーソンの3番がシクサーズの永久欠番に」
3月1日、フィラデルフィアで行われたウィザーズ対セブンティシクサーズ戦のハーフタイム中に、アレン・アイバーソンの永久欠番セレモニーが催された。アイバーソンの背番号「3」は、フランチャイズの永久欠番第8号となる。
この日のウェルズ・ファーゴ・センターには2万人のファンが集結。セレモニーでアイバーソンの名前が呼ばれると、割れんばかりのスタンディングオベーションが巻き起こった。
集まったファンに感謝を伝えるアイバーソン:
「俺はフィラデルフィアを愛している。君たちは俺を受け入れてくれた。自分らしくいさせてくれて、間違いを犯させてくれた。俺を人間として成長させ、過ちから学ぶチャンスをくれた。そして俺に愛情を注いでくれて、この場所を俺の永遠の故郷にしてくれた。フィリーのみんなは世界一のファンだ」
– アレン・アイバーソン、セレモニーでのスピーチ
またセレモニーでは、元シクサーズHCのラリー・ブラウンがビデオレターで、「私が君をコーチしたのは、神の導きだ」とアイバーソンを祝福した。
この日アイバーソンには、「パウンド・フォー・パウンドで最も偉大な選手の一人」と刻まれたチャンピョンベルトが贈られた。
“Pound for Pound One of the Greatest” reads champ belt that will be gifted to @alleniverson tonight. #AI3Forever pic.twitter.com/Siybc4SMfe
— Philadelphia 76ers (@Sixers) 2014, 3月 1
ウェスト
・「レイカーズがウェスト最下位に」
ついにあのロサンゼルス・レイカーズがどん底まで転落した。
今季レイカーズの成績は、3月2日の時点で20勝39敗のウェスト最下位。勝率(33.9%)で考えると、1948年から続くフランチャイズの長い歴史の中でワースト3、ロサンゼルスに移転後では最悪のシーズンとなっている。2年前のスティーブ・ナッシュ、ドワイト・ハワード獲得にはじまるレイカーズ運営の短期的な「今しかない」戦略が完全にバックファイアーしてしまった形だ。
チームの危機的状況を受け、怪我で欠場中のコービー・ブライアントは次のようなコメントを残した:
「ファンのみんなには、ただ落ち着いて今シーズンを受け入れてもらいたい。すべてを受け入れてほしい。僕らに投げつけられる批判の声に耳を傾け、転んだ時に蹴りを入れてきた奴らの顔を覚えていてほしい。なぜなら、来年はこんな風にはならないから。今は苦渋を味わっておけ。復讐は甘美で、その時はすぐにやってくる」
– コービー・ブライアント
・「クリッパーズ、D.グレンジャー獲得」
今週半ばにシクサーズとの契約バイアウトが成立し、自由の身となったダニー・グレンジャー。ペイサーズの元エースが新天地に選んだのは、ヒートやスパーズではなく、ロサンゼルス・クリッパーズだった。
移籍後グレンジャーは、「コーチが僕に課す役割は何でもこなしたい。僕は『ああしたい、こうしたい』と主張するプレーヤーじゃない」とコメント。
クリッパーズのドック・リバースHCは、身長の高いグレンジャーのスタメン起用が“理想的”だとし、「スモールフォワードとしては大きく、チームに新たな一面を加える能力を持った選手だ。3番スポットでもポストアップゲームが可能になり、それは我々にとってプラスになるだろう」と期待を寄せている。
・「C.バトラー、サンダーに移籍」
オクラホマシティー・サンダーが1日、フォワードのカロン・バトラーと正式に契約したことを発表した。
NBA12年目のバトラーは今季33試合をミルウォーキー・バックスでプレーし、11得点/4.6リバウンドを平均。2月27日にバックスが契約バイアウトに合意し、優勝候補の一角であるサンダーに移籍する運びとなった。
サンダーのサム・プレスティGMはバトラー獲得について、「彼のタフネス、徹底的なディフェンス力、エナジー、そして高く評価されるべきプロ精神は、チームにさらなる多様性をもたらすはず」とコメントした。
画像いろいろ
1.アイバーソンとチャンピョンベルト
2.ペイサーズのスタメン5人
3.ジョアキム・ノア、GQ誌
動画いろいろ
1.A.I
2.ブレイク・グリフィンのボールハンドリング
3.ハワードと子供の1 on 1、最後に笑ったのは…
Thumbnail via YouTube