【サンデーレポート Vol.2】11月25~12月1日:ウェストとイーストの格差が酷い…
NBA第5週の出来事をまとめた「サンデーレポート」です。
【Vol.2】NBA第5週 – 11月25日~12月1日
順位表:(12月1日現在)
イースト:
・シクサーズがアイバーソンの背番号「3」を永久欠番にすると発表
・ローズOUT
11月25日、シカゴ・ブルズがデリック・ローズの今季全休を発表した。理由は、22日の対ブレイザーズ戦で負傷した右ひざ(半月板断裂)。手術は無事成功したものの、大事を取って残りのシーズンは出場を見送る予定だという。
昨季の全休から大きな期待を背負って復帰したローズだけに、ブルズファンでなくとも非常に残念なニュース。シーズンが始まってからまだ1ヶ月程度だが、これでイーストの首位争いは、完全にヒートとペイサーズの2チームに絞られた感がある。
・ペイサーズがとにかく強い
12月1日時点で、ペイサーズは15勝1敗のリーグ単独首位、ホームでは負け無し(9勝0敗)。これは球団設立以来、最高のスタートとなる。
特に、昨季よりも一段と磨きのかかった“チームディフェンス”が精彩を放っている。これまでの16試合で、相手チームを平均85.6得点、FG成功率39%以下に抑え込む鉄壁っぷり。また、合計ブロック数も121でリーグ首位だ(ロイ・ヒバートが1試合3.8ブロックを平均)。
まさに絶好調のペイサーズだが、12月1日の対クリッパーズ戦を初め、2日にブレイザーズ、7日にスパーズ、そして8日にサンダーと、来週はアウェイでの厳しい連戦を予定している。これまでの対戦相手のほとんどが勝率5割以下のチームだったため、ここで真の実力を問われることになりそうだ。
シーズンを1勝2敗でスタートした王者マイアミ・ヒートは、その後すぐに本来の強さを取り戻し、現在9連勝中。13勝3敗で、首位ペイサーズを2ゲーム差で追いかけている。今季最初に両者がマッチアップするのは12月10日、試合はマイアミで行われる。
今のところイースタン・カンファレンスは、「ヒート/ペイサーズとその他いろいろ」という悲しい状況だ。3位のアトランタ・ホークスが9勝9敗で何とか勝率5割を保っている状態で、8位のピストンズ/マジックは6勝10敗。シーズン開始前は躍進を期待されたネッツとキャブスは、共に5勝12敗と不調に苦しんでいる。昨季イースト2位のニックスに限っては、現在8連敗中で3勝12敗というお粗末さ。
西と東の格差は今に始まったことではないが、今季は時に酷い気がする。ウェストではプレイオフにも残れないような成績のチームが、イーストだとトップ4シードに入れてしまうというのは、さすがにフェアじゃない。
ウェスト:
・スパーズ、ブレイザーズの連勝が11でストップ
イーストとは対照的に、ウェストではトップ5チームの勝率が7割を超える熾烈なシード争いが続いている。
ウェスト王者のスパーズは、27日にサンダーに連勝記録を止められ、さらに30日のロケッツ戦で今季初めてホームでの敗北を喫したが、12月1日現在で依然として首位をキープ。同じく連勝記録更新を逃したブレイザーズは、0.5ゲーム差で2位につけている。
サンダーは今週、スパーズ、ウォリアーズをホームで下し、11勝3敗でウェスト3位に。昨季プレーオフで右ひざ半月板を損傷したウェストブルックも徐々に調子を取り戻しており、29日のウォリアーズ戦では、残り0.1秒で逆転決勝スリーを決める活躍をみせた。
・来週はついにコービー復帰か?
他には、エース不在のレイカーズが9勝8敗と予想以上に健闘している。ESPNによると、コービーは最短で12月7日の対キングス戦で試合復帰する可能性があるとしている。
怪我
- ジェレミー・リン(ロケッツ)- 右ひざ捻挫、最低2週間の欠場
画像いろいろ
ローズ、手術直後の写真
ウェズリー・マシューズ(ブレイザーズ)のシューティング・チャート。すごすぎ…
今季のマシューズは、FG成功率55.4%、スリーポイント成功率50.5%を記録している。
消えるウェイド
ルビオとラブの顔をスワップw
誰の仕業なのかはわからないが、ラブ本人がどこかから見つけてきて、Instagramでシェアしていた。
動画いろいろ
1.ルビオ、ラブにビハインド・ザ・バック
2.ジョン・ウォール、360ダンク
3.ダンカン、審判にパス
シルバー/ブラックを着てきたレフリーが悪い。