TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
トバイアス・ハリス 76ers
2019 2 7

76ersがクリッパーズからトバイアス・ハリス獲得

76ers, クリッパーズ, トバイアス・ハリス, トレード 0

今季トレードデッドラインを目前にして、フィラデルフィア・76ersが戦力強化に向けて大きく動いた。

ESPNによると、NBAでは現地5日、76ersとロサンゼルス・クリッパーズが6選手を含む大型トレードに合意。トレードの詳細は以下の通りだ:

76ers獲得

  • トバイアス・ハリス
  • ボバン・マリヤノヴィッチ
  • マイク・スコット

クリッパーズ獲得

  • ランドリー・シャメット
  • ウィルソン・チャンドラー
  • マイク・マスカラ
  • 2020年ドラフト1巡目指名権
  • 2021年ドラフト1巡目指名権
  • ドラフト2巡目指名権×2

クリッパーズが獲得したドラフトピックは、1つが76ersの2020年1巡目指名権(トップ10位保護付き)。もう一つがマイアミ・ヒートの2021年1巡目指名権(条件なし)となっている。

今回のトレードの目玉は、トバイアス・ハリスとヒートの2021年1巡目指名権だ。

“プロセス”の集大成

76ersが主力を失うことなく、トバイアス・ハリスクラスの選手を獲得できたのは大きい。相性の面で言えば、シクサーズの“ビッグスリー”のサポート役として、ハリス以上の人材はそれほどいないはず。

今季のハリスは55試合でキャリア最多の20.9得点、7.9リバウンドを平均し、クリッパーズのベストプレイヤーの一人としてチームの好成績(30勝25敗)に大貢献した。チームの4番手として起用するには勿体なさすぎるくらいのタレントだろう。

ハリスは外のシュートに強く、ここ2シーズンではスリー成功率40%を超えている。特に今季は自己ベストの43.4%を記録。さらにサイズと機動力があり、守備面では2番から4番まで問題なくスイッチ可能だ。

多くのアセットを手放すことになったものの、これで76ersはさらなるロスターのアップグレードに成功。シモンズ/レディック/バトラー/ハリス/エンビードの先発ラインアップは、ウォリアーズを除けば、リーグ屈指の破壊力を持ったユニットになるだろう。シクサーズの一手を受け、イーストのライバルチームたちがデッドラインまでにどんな動きを見せるのか目が離せない。

ただベンチの戦力はトレード後も不安定なままだ。ESPNによれば、昨年ドラ1のマーケル・フルツもまだまだ復帰できる状態ではないとのこと。シクサーズはバイアウトマーケットでベテランウィング選手(ウェズリー・マシューズ?)の獲得に積極的に動くだろう。

76ersにとって今回のトレードにおけるリスクは、今のコアを来季以降も維持できるかどうか。今季にトレードで獲得したジミー・バトラーとハリスの2人は契約最終年(バトラーは来季オプション)で、J.J.・レディックも今夏にFAとなる。

LACは超大物狙いへ

今季トレードデッドラインを目前に控え、クリッパーズは選択を迫られていた。このまま全力でプレイオフ進出を狙うか?それともチーム再建を最優先にするか?クリッパーズは後者を選んだ。

現在クリッパーズは30勝25敗のウェスト8位で、9位のサクラメント・キングスから1.5ゲーム差。エースのハリスがいなくなることで、今の順位を維持するのは極めて難しくなるだろう。なおクリッパーズの2019年ドラフト1巡目指名権はボストン・セルティックスが握っているが、トップ14位のロッタリー保護付きなので、もしクリッパーズがプレイオフ進出を逃せば指名権をキープできる。

クリッパーズとしてはハリスと大型契約を結ぶ選択肢もあったが、ハリス以上の大物獲得を目指してホームランを狙いに行く決断をした。今夏にはケビン・デュラントやカワイ・レナード、カイリー・アービング、クレイ・トンプソンらビッグネーム(イニシャル「K」のスターが勢揃い!)がFAとなる見込みで、クリッパーズは2選手にマックス契約をオファーできるだけの余裕がある。特にレナードは、オフシーズンのトレードの際に、クリッパーズを希望の移籍先の一つにあげていたと報じられている。

今夏FAで空振りしたとしても、今のクリッパーズは複数のドラフト1巡目指名権や、シェイ・ギルジアス・アレクサンダーをはじめとした有望な若手選手、さらにルー・ウィリアムズの超格安契約(年800万ドルで2021年まで)などアセットが豊富。トレードでスター選手を引っ張ってくるのも可能だ。

今回のトレードで、クリッパーズは契約最終年の選手と引き換えに、ドラフト1巡目指名権2つと新人のシャメットを獲得(特にヒートの2021年1巡目指名権は上位になるかもしれないので非常に価値が高い)。そして再建へのプランがより明確となった。

参考記事:「ESPN」

ジョン・ウォールがアキレス腱断裂で手術、復帰は11カ月から15カ月後か マブスがハリソン・バーンズをトレード放出

Related Posts

ヒート 76ers 第6戦 2022

ブログ

ヒートが4勝2敗で76ersとのシリーズ制覇、2年ぶりのカンファレンス決勝進出へ

サンズ マブス 第5戦

ブログ

東西1位シードのヒートとサンズが第5戦に圧勝、カンファレンス決勝進出に王手

76ers ヒート 第3戦 2022

ブログ

エンビード復帰の76ersがヒートとの第3戦圧勝、ダニー・グリーンがスリー7本で爆発

ロバート・コビントン 43得点

ブログ

ロバート・コビントンが自己最多43得点、3P成功数でクリッパーズ新記録を樹立

特集

  • ルカ・ドンチッチが自己最多46得点、ミドルレンジが強力な武器に

    ルカ・ドンチッチが自己最多46得点、ミドルレンジが強力な武器に

    2021年2月14日
  • 歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    2020年5月12日
  • ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    2017年10月14日
  • トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    2019年11月23日
  • ベスト・オブ・NBA:デマー・デローザンのフットワーク

    ベスト・オブ・NBA:デマー・デローザンのフットワーク

    2017年9月10日
  • 2016年オールスターのスラムダンクコンテストが何度見ても最高すぎる

    2016年オールスターのスラムダンクコンテストが何度見ても最高すぎる

    2021年9月1日
  • ティム・ダンカンを愛すべき理由

    ティム・ダンカンを愛すべき理由

    2015年4月30日
  • マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    2019年6月20日
  • スパーズのポポビッチHC、通算勝利数でNBA歴代コーチ1位に「私個人ではなく我々の記録」

    スパーズのポポビッチHC、通算勝利数でNBA歴代コーチ1位に「私個人ではなく我々の記録」

    2022年3月13日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • 【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
    【ハイライト】アレン・アイバーソンがタロン・ルーを跨ぐ、2001年ファイナル
  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
    ニックスとマジックが1クォーターにおけるNBA歴代最低得点を記録
  • ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
    ポール・ジョージ、ピストンズ戦で超ディープなスリーポイントに成功
  • 【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
    【動画】ラン&ガンの完成形!!00年代サンズのオフェンス
  • クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
    クリス・ポールがウィザーズ戦でダンク2発!!クリッパーズベンチは爆発
  • 2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
    2017ルーキーアンケート:現役選手の1番人気はレブロン
  • ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
    ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
  • 「アイバーソン永久欠番」に対するNBA選手たちの反応
    「アイバーソン永久欠番」に対するNBA選手たちの反応

ランダム

  • デリック・ローズ 足首NYKシックスマンのデリック・ローズが足首手術、8週間の戦線離脱へ
  • 2017 dpoy2017NBAアワード:DPOY、新人賞、コーチ賞、MIP、シックスマン賞
  • ポール・ジョージ 復帰戦ポール・ジョージがついにカムバック、NBAプレーヤーたちからは歓迎のメッセージ
  • スパーズ サンダーサンダーがスパーズの連勝をストップ、ウェストブルックは今季31回目のTD
  • ブレイク・グリフィン ネッツブレイク・グリフィンがミニマム契約でビッグスリーネッツに加入、新天地での役割は?

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes