エンビード復帰の76ersがヒートとの第3戦圧勝、ダニー・グリーンがスリー7本で爆発
現地5月6日、フィラデルフィア・76ersが本拠地ウェルズファーゴ・センターで行われたマイアミ・ヒートとのイースト準決勝第3戦に99-79で快勝。シリーズを1勝2敗に持ち込んだ。
この日の試合では、右眼窩骨折と脳震盪で離脱していたジョエル・エンビードがフェイスマスクを着用して戦線復帰。オフェンス面ではフィールドゴール12本中5本成功の18得点とやや苦戦していたものの、守備面では存分に存在感を発揮。第3戦での76ersは、シリーズ最初の2試合で絶好調だったバム・アデバヨを9得点に封じ込め、ヒートを79点に抑える好守備を見せた。
76ersはエンビードの他、タイリース・マクシーとダニー・グリーンがそれぞれチームハイの21得点、ジェームズ・ハーデンが17得点で勝利に貢献。特にグリーンのシューティングが大当たりで、球団のプレイオフ歴代2位記録となる7本のスリーを成功させている(球団最多は2001年アレン・アイバーソンの8本)。
一方のヒートは、ジミー・バトラーが33得点/9リバウンドで孤軍奮闘。チーム合計でスリー30本中7本とロングレンジのリズムを掴めず、バトラーの他に二桁得点に届いたのは、タイラー・ヒーローの14得点のみに終わった。
エンビードの復帰により、大きく流れが変わりそうな76ersとヒートのシリーズ。第4戦は、現地8日にフィラデルフィアで行われる。
ボックススコア:「NBA」