アンドレ・イグダーラがウォリアーズ復帰「ここでキャリアを終えるのは本当に特別なこと」
王朝ウォリアーズを支えた2015年ファイナルMVPがベイエリアに戻ってくる。
今夏FAとなっていたフォワードのアンドレ・イグダーラが現地8月6日、『ニューヨーク・タイムズ』紙の取材でゴールデンステイト・ウォリアーズと1年契約を結ぶ旨を宣言。それから間もなく、ESPNがイグダーラのエージェントから得た情報として、ウォリアーズとイグダーラが1年ミニマムで契約合意に達したことを報じた。
イグダーラは『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタビューで、「ウォリアーズとしてキャリアを終えられるのはとても特別なこと」と、来季いっぱいでの引退を匂わせるようなコメントを残している。
「この場所に戻ってくる機会を得られるなんて思ってもみなかった。僕にとってウォリアーズは、複数回の優勝を含めレガシーを築き上げた場所であり、友人やチームメイトと親しい関係を築き上げることができた場所だ。そしてベイエリアのファンや地域との繋がり。ここでキャリアを終えることができるのは、本当に特別な意味がある」
2013年オフにウォリアーズに加入したイグダーラは、チームでの6シーズンで7.3得点、3.4アシスト、1.1スティールを平均。スーパーサブとしてウォリアーズの5年連続ファイナル進出、3度の優勝に大貢献。2015年ファイナルでは主にレブロン・ジェームズをマークする大役を任されながらも素晴らしい仕事をこなし、ファイナルMVPを受賞した。
2019年のオフシーズンに、イグダーラはトレードでウォリアーズを退団。ここ2シーズンはマイアミ・ヒートでプレイし、4.4得点、3.6リバウンド、2.3アシストを平均した。
イグダーラは来季でプロ18年目の37歳。かつてのような身体能力はもうないが、攻守で見せるバスケットボールIQの高さは健在。古巣復帰でどんな活躍を見せるのか楽しみだ。
参考記事:「ESPN」