カリーのスリー記録樹立にアシストしたアンドリュー・ウィギンス「一生の思い出」
ステフィン・カリーがキャリア通算スリー成功数で歴代首位に浮上した現地12月14日のNBA。カリーの記念すべきスリーにアシストを決めたのは、フォワードのアンドリュー・ウィギンスだった。
試合後、ウィギンスはカリーへのアシストについて、「最初は得点を狙いに行ったが、ステフが一瞬フリーになるのが見えた。歴史を塗り替えるチャンスだと思った。だからパスを出した」とコメント。「一生の思い出になる」と満面の笑みで語った。
「ステフは史上最高のシューターとして名を残す。今夜でそれは確実なものとなった。その1本にアシストできたのは本当に特別なこと。一生の思い出になるはずだ」
カリーが新記録を樹立したのは、同日にマディソン・スクエア・ガーデンで行われたニックス戦の第1Q序盤。インサイドにカットしたウィギンスがキックアウトパスでカリーのスリーに繋げた。
なお上の動画のように、カリーのクロス・スクリーンからウィギンスがインサイドにカットしてリムを攻めるパターンは、ウォリアーズが度々用いるセットプレイ。ドレイモンド・グリーンによると、ウィギンスがこのセットからシュートにいかずにパスを放つのは極めて稀なことだという。
ショットを決めたカリーですら、「スクリーンした後に3Pラインまでフレアしたけど、パスが来るとは思っていなかった」と試合後にコメントした。
ボックススコア:「NBA」