【ハイライト】パティ・ミルズのブザービーターでオーストラリアがアルゼンチンを撃破
現地10日にラスベガスで行われた東京オリンピック前のエキシビジョンマッチで、FIBAランキング3位のオーストラリア代表と4位のアルゼンチン代表が対戦。オーストラリアが劇的な形で大接戦を制した。
親善試合初戦でオーストラリアに勝利をもたらしたのは、サンアントニオ・スパーズの大ベテランガードのパティ・ミルズ。84-84の同点で迎えた第4Q残り2.5秒からのインバウンズプレイで、終了のブザーと同時に決勝点となるスリーを沈める。
強豪アルゼンチンを下したオーストラリアは、ブザービーターを決めたミルズが17得点、ユタ・ジャズのジョー・イングルスが16得点でチームを牽引。
他には、NBA2020-21シーズンのオールディフェンシブ2ndチームに選出された76ersのマティス・サイブルが、15得点、5リバウンド、4スティール、3ブロックを記録と、攻守で存在感を見せつけた。
▼見事なクローズアウト
敗れたアルゼンチンは、今年で41歳になった南米レジェンドのルイス・スコラがゲーム最多の25得点、8リバウンドで奮闘。第4Q残り1分には、試合を同点に持ち込むクラッチスリーを沈めた。
スコラの他は、デンバー・ナゲッツのファクンド・カンパッソが12得点、5アシストをマーク。第4Q終盤には、トランジションで神アシストを披露した。
オーストラリア代表は現地12日にアメリカ代表と親善試合を対戦。アルゼンチン代表は13日にナイジェリア代表と戦う。
参考記事:「Sporting News」